タクトピア株式会社
タクトピア株式会社は、2015年4月に設立され、
「グローカル・リーダーへの発射台」をミッションに掲げて
教育事業をメインに展開している会社です。
米国・英国・豪州・東南アジアを中心として、
世界の若者が「自分の人生を切り拓く冒険者」へと成長するための
海外研修事業や国内キャンプ事業、実践型の語学力育成プログラム等の
開発・運営をしています。(引用:https://note.com/taktopia/)
人々の学びをデザインし、教育プログラムとして様々な形態で
学校や各家庭へ提供を行っていくことで、
世界でもユニークな「ラーニングデザイン・ファーム」を目指しています。
そんな株式会社タクトピア(以下、タクトピア)では、
事業を推進していくうえで長期インターン生が力となっています。
今回は、タクトピアの ELT(英語教育開発推進事業)ディレクターである嶋津様に、
会社での長期インターン採用のことを中心にお話を伺ってみました。
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長期インターン採用を始めてどれくらいの期間になりますか?
_____今回はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます。タクトピアでELT(英語教育開発推進事業)ディレクターを務めている嶋津様に、長期インターン採用を中心に詳しくお聞きしていきたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。
嶋津氏:こちらこそ、よろしくお願いいたします。
_____それでは、まずタクトピアで長期インターン採用を始めた時期はどれくらい前になりますでしょうか?
嶋津氏:長期インターンの採用は、2017年から始めています。今では、22〜23人のインターン生が共にプロジェクトを盛り上げているんですよ。
_____かなり前からスタートされているのですね!ちなみに、貴社の長期インターン生はどのような特徴があるのでしょうか?
嶋津氏:インターン生の特徴としては、グローバルキャリアを意識した学生が多く、3分の1は海外大学に在籍する学生になります。なので、基本フルリモートでプロジェクトを進めているのですが、長期休みには各地から学生の研修を行うために集まったりプロジェクトの開催場所で活動したりして対面での交流も深めています。
_____確かに長期インターン生が行うプロジェクトは英語を活かしたビジネス経験を積むことができるので、そういった海外志向のインターン生が参加しているのですね。
嶋津氏:そうですね、私たちも英語のスキルを持つ学生や海外に目を向けている学生を、これからもインターン生として受け入れていきたいと考えています。
長期インターン採用を始めたきっかけや目的を教えてください。
_____では次に、貴社で長期インターン採用を始めた経緯について教えていただけますでしょうか。
嶋津氏:長期インターンの採用を始めたきっかけは、私たちは、元々各地で英語の研修を行う事業を行っていたのですが、その助っ人として夏休み期間などにインターン生を採用したことです。
その後、新しく定常型のプログラムを始めることになった際に、中高生にとって憧れとなる長期インターン生の力が必要だと感じ、そこから本格的に採用するようになりました。
_____そうだったのですね。やはり事業として長期インターン生の存在が良い影響を与えることが多いような感じなのですか?
嶋津氏:はい。特に学校で行うプログラムだと、参加する小中高生にとって長期インターン生がちょっと年上の「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」のような存在でいてくれるので、より参加者と運営側の距離感が近くなり、プロジェクトを成功に導くための重要な存在だと感じています。
長期インターン生に対して何を期待していますか?
_____それでは3つ目に、長期インターン生に対して期待していることを教えてください。
嶋津氏:長期インターン生に対して期待していることとしては、ここでの経験やスキルを活かして自身のグローバルキャリアを築いていってほしいということです。そのため、採用時にはIELTS7.0以上の基準があるなど、本質的な英語のスキルや学術的な優秀さは求めていますね。
また、プロジェクトを動かす上で、長期インターン生が参加する学生さんにとっての憧れの存在でいてほしいという思いも強く、長期インターン生たちに求めている期待値はかなり高いです。
_____ご丁寧に説明していただきありがとうございます。かなり会社として長期インターン生に対して求めている期待値は高いように感じたのですが、その分インターン生の成長につながるので、グローバルキャリアを目指す学生にとってはぴったりだと感じました。
嶋津氏:そうですね、卒業生の就職先を見ても、教育分野に留まらずGoogleやMicrosoftを始めとしたグローバル企業やコンサルティングファームが多いので、やはり長期インターンを行うことで培うことのできるスキルや経験は大きいものになっていると実感しています。
長期インターン生に、具体的にどういう業務を任せていますか?
_____では、タクトピアで働く長期インターン生には具体的にどのような業務を任せているのでしょうか?
嶋津氏:私たちの会社の長期インターン生に具体的に任せている業務としては、各プロジェクトを自分たちで1から形を作っていくなど、社会人と遜色のないような業務を任せています。
例えば、直近で行われた「イングリッシュキャンプ」では、スタッフとして参加するイングリッシュスピーカーの大学生の募集から採用、研修まで行ったり、ワークショップのファシリテーションなどプロジェクトの統括として活動したりと、インターン生が行う業務は非常に幅広いです。
また、実際に英語で仕事のコミュニケーションを行うことも多いので、社会人としてのビジネス経験はもちろん、グローバルキャリアを築くうえでの環境が整っています。
_____なるほどです。貴社の長期インターンでしかできない経験ができたり、今後に活かせるスキルを身に付けられたりする環境が整っているのですね。ちなみに、長期インターン生との関わり方で大切にしていることは何かございますか?
嶋津氏:はい、長期インターン生に対してはスピード感のある業務やコミュニケーションを通して自分の特性や強みを特定し、自分が今後のキャリアで実現したい世界を追求してもらいたいと願っています。そのため、失敗しまくってもいいからどんどん挑戦してみようというスタンスで接することを大切にしています。
長期インターンをしていても、失敗することを恐れてチャレンジできないまま終わってしまうのが一番もったいないと思うので、それぞれが得られる経験値をできるだけ高められるように、長期インターン生が挑戦できるような環境づくりを意識しています。
これからの会社の目指す方向について
_____最後に、タクトピアとしてこれから目指していく方向性について教えてください。
嶋津氏:タクトピアは現在のところ、グローカル・リーダーを育成する「研修会社」という位置づけです。ただ、これは最終形態ではありません。人が学び育つのに必要なのは、究極的には「研修」ではなく「環境」だと信じています。
研修会社としてビジネスの規模を広げていくことも重要ですが、いまの時代によりフィットしたかたちで学びの最適解を追求し続けるような、深みのあるコミュニティの構築者でありたいなと思っています。
もちろん長期インターン生もコミュニティの一員ですし、彼ら自身が圧倒的な原体験をもってさらに活躍していってほしいなと願っています。
_____とても素敵ですね!嶋津様、本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
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