これが出たら高得点!SPIの高得点指標を徹底解説

SPIは結果がでないので、自分の出来がどうだったのか気になりますよね。

実は、試験中の問題内容で、自分の得点がある程度予測できるのです。

この記事では、言語・非言語・英語の科目別にSPIの高得点指標を徹底解説します。業界別のボーダーラインなども解説しているので、ぜひ最後まで読んでください。

こんな人に読んでほしい

  • SPIの高得点指標を知りたい人
  • 自分のSPIスコアが志望企業のレベルに達しているか知りたい人
  • SPI受験後の手応えが曖昧で不安な人

SPIの高得点指標とは?

SPIの高得点指標とは?

SPIの高得点指標とは、テスト中に現れる「難易度の高い問題」のことです。SPIは受験者の正答率に応じて問題が変わる「適応型テスト」のため、問題に正解し続けると、「この受験者はレベルが高い」と判断され、より難しい問題が出る仕組みになっています。

例えば、最初は簡単な計算問題だったのに、途中から複雑な条件の「推論問題」ばかりになったなどというのはまさに高得点指標といえます。

SPIはどのように評価される?

SPIの評価は点数ではなく、相対的に全受験者の順位を示す7段階の「段階評価(偏差値)」で決まります。一般的に段階6〜7(偏差値62以上)が高得点と見なされます。

ですが、SPIは本番では得点を確認することができません。

自分がどのくらい取れているのか取れそうか一度ネットでの模試などを受けておくとイメージしやすいでしょう。

SPI体験模試では、10問を無料で体験することができます。本番では分からない点数もわかるので、ぜひ一度受けてみてください。

SPIの段階評価と、それが全受験者の上位何%にあたるかを以下の表で確認しましょう。

段階偏差値範囲上位からの累計
770以上2.3%
662~69.511.5%
554~61.534.5%
446~53.565.5%
338~45.588.5%
230~37.597.7%
129.5以下100.0%

【科目別】SPIの高得点指標は?

SPIの高得点指標は、言語・非言語・英語など科目ごとに異なります。

それぞれの高得点指標を覚えておきましょう。

【言語】SPI高得点指標

言語分野では「長文読解」問題が、高得点指標として最もわかりやすいです。

特に、問題の「形式」と「数」に注目してください。

短い語彙問題と比べ、長文読解は高い読解力と情報処理能力を要求されるため、高難易度問題として位置づけられています。そのため、長文問題が出題されること自体が一つの高得点指標です。

具体的な高得点指標は以下の通りです。

  • 長文が2題以上出題される
  • 内容一致問題が、当てはまるものを全て選ぶ「チェックボックス形式」になる
  • 空欄補充が、本文から指定文字数で抜き出す「語句抜き出し形式」になる

これらが出たら、言語は高得点を期待できると考えて良いでしょう。

特に、チェックボックス形式や抜き出し形式は確実に高得点指標と言われています。

言語問題については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

【非言語】SPI高得点指標

非言語では、出題される問題の大半が「推論」になった場合、高得点指標と言えるでしょう。

推論問題の「割合」と「形式」がカギとなります。

推論は与えられた条件から論理的に答えを導き出す問題で、単純な計算問題よりも思考力が問われます。

そのため、非言語分野で最も難易度が高いとされており、正答率が高い受験者に多く出題されます。

具体的な高得点指標は以下の通りです。

  • 全体の6割以上が推論問題
  • 選択肢が「チェックボックス形式」の推論が出る
  • 非言語の最初の問題が、複数の資料をもとに解く「4タブ形式」の表の読み取り問題

特に「推論」の出題割合が高いことは高得点指標と言えます。

推論問題については以下の記事で詳しく解説しています。

【英語】SPI高得点指標

英語では長文の数が高得点指標です。

英語では、長文問題が4題以上出題されれば、高得点が期待できます。

英語の対策については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

時間で分かる!?SPIの高得点指標

SPIでは、制限時間内に解き終わらないことが、むしろ高得点指標である場合があります。

これは、高難易度の問題は解くのに時間がかかるためです。適応型テストによって難しい問題ばかりが出題されている結果、時間が足りなくなるのは当然と言えます。

逆に、時間が大幅に余る場合は簡単な問題しか出題されなかった可能性があります。

「時間が足りず焦った」と感じても、実は高得点が取れていることが多いのです。

SPIで高得点だった先輩の体験談

実際に難関企業に内定した先輩たちの声を聞いてみましょう。

総合商社内定 
Aさん
総合商社内定 Aさん

「非言語で推論問題ばかり出て、しかも時間が足りず最後は強制終了。

正直、落ちたと思いました。

でもこの記事で『時間が足りないのは高得点のサイン』と読み、少しだけ期待して待っていたら、無事通過の連絡が!

もし高得点指標を知らないままだったら、面接までずっと引きずっていたと思います。」

メーカー内定 
Sさん
メーカー内定 Sさん

「言語の途中で、選択肢が全部チェックボックスの問題が出てきて『これ!』と思いました。

高得点指標を知っていたおかげで自信を持って非言語に進めました。

心の余裕がパフォーマンスに繋がった気がします。」

【業界別】SPIのボーダーラインは?

志望する業界や企業によって、求められるSPIのスコアは大きく異なります。

コンサル、金融、総合商社といった人気業界や大手企業では、高得点を取る必要があるでしょう。

以下は、業界別のボーダーラインの目安です。自分の志望企業がどのレベルか確認しましょう。

業界名ボーダー偏差値(目安)
コンサル65〜70以上
金融(銀行・証券)60〜70
メーカー55〜60
商社60〜65
IT・通信55〜60
広告・マスコミ55〜60
人材・教育50〜58
インフラ・交通50〜60
不動産・建設50〜58
旅行・観光48〜55
医療・福祉45〜55
小売・流通45〜52

SPIで高得点を取るには?

高得点指標を出すためには、指標となる「高難易度問題」を安定して解ける実力が必要です。

そのためには、網羅的かつ反復的な学習が不可欠です。

SPIは自分の苦手分野をなくし、高得点の鍵となる問題形式に慣れることが重要です。付け焼き刃の知識では、難易度の高い問題には対応できません。

具体的な対策は2つです。

  • 同じ問題集を最低2〜3周は解く
    複数の教材に手を出すより、1冊を完璧にすることで知識が定着し、応用力が身につきます。
  • 特に「推論」と「長文読解」を重点的に演習
    これらは高得点に直結するため、得意分野にできるよう演習しましょう。

地道な反復学習こそが、本番で高得点指標を出せる実力を身につける一番の近道です。SPIの対策については、以下の記事で詳しく解説しています。

SPIの次に対策すべきことは?

SPIで高得点を取れても、ESや面接で落とされてしまってはもったいないですよね。

ここからはSPIの次に対策すべきことを紹介します。

ES対策

SPIを突破したら、次はエントリーシート(ES)です。ここでAIツールを活用し、ライバルに差をつけましょう。

SPIで足切りを免れても、内容の薄いESでは面接には進めません。

多くの学生がES作成に悩み、膨大な時間を費やしていますが、AIを使えばその時間を大幅に短縮し、かつ質の高いESを作成できます。

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SPIのスコアを無駄にしないためにも、次のES対策を賢く、効率的に進めることが内定への近道です。

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面接対策

ESを突破したら、次は面接対策です。

面接では、ESでは見えない「人柄」や「伝え方」が問われます。せっかくSPIやESを突破しても、準備不足のまま本番に臨んでしまっては非常にもったいないです。

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まとめ

この記事をまとめると以下のようになります。

まとめ
  • SPIには受験中にわかる高得点指標がある!
  • SPIの高得点指標は分野によって違う
  • SPIの時間も高得点指標の1つ

SPI本番で高得点指標を目にできるようしっかりと対策して、選考を通過しましょう!

この記事が役に立てば幸いです。