自由奔放でアイデアマンなENFPと、穏やかで芸術家肌のISFP。
一見すると全く違うタイプに見えるかもしれませんが、実は互いに惹かれ合う要素をたくさん持っています。
この記事では、ENFPとISFPの基本的な性格から、恋愛・友情・仕事での相性、すれ違いやすいポイントと上手に付き合うコツまで、詳しく解説していきます。 二人の関係をより良いものにするためのヒントがきっと見つかるはずです。
こんな人に読んで欲しい
- ENFPの友人や恋人との関係をより良くしたいISFPの方
- ISFPの考えていることが分からず、どう接すれば良いか悩んでいるENFPの方
- 自分や相手のMBTIタイプを理解し、もっと仲良くなるヒントが欲しい方
ENFPとISFPの基本特徴

まずはじめに、ENFPとISFPがそれぞれどんな性格なのか、基本的な特徴を見ていきましょう。 自分と相手の基本的な性質を理解することが、良好な関係を築く第一歩です。
ENFPの特徴
ENFPを一言で表すと
ENFPは、情熱的で想像力豊かな「広報運動家」タイプです。
新しいことや面白いことが大好きで、常に周りの人々を巻き込みながらアイデアを実現しようとします。
次の記事では、ENFP-AとENFP-Tの違いもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ENFPが向いている仕事
ENFPはエネルギッシュで発想力豊か、人とのつながりを大切にするタイプです。
好奇心旺盛で、新しいアイデアを形にする場面や、多様な人と関わる環境で力を発揮します。例えば、営業職や広報などです。
次の記事では、より詳しくENFPの方に向いている仕事をご紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね!
ISFPの特徴
ISFPを一言で表すと
ISFPは、好奇心旺盛で芸術的な「冒険家」タイプです。
柔軟な思考を持ち、今この瞬間を大切にしながら独自のセンスを発揮します。
次の記事では、ISFP-AとISFP-Tの違いもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ISFPが向いている仕事
ISFPは穏やかで感受性が高く、目の前の人や物事に丁寧に向き合えるタイプです。
人を思いやる気持ちや、美的感覚を活かしながら、自分らしいペースで働ける環境で力を発揮します。例えば、マーケターやっデザイナーは向いている仕事だと言えるでしょう。
次の記事ではISFPが向いている仕事についてより詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
ENFPとISFPの相性

お互いの基本特徴を理解したところで、気になる二人の相性を見ていきましょう。 恋愛、友情、仕事の3つの側面から、彼らの関係性を探ります。
恋愛:話題豊富と聞き上手で盛り上がる
次々と楽しい話題を提供するENFPと、それに興味深く耳を傾けるISFPは、会話が盛り上がりやすい最高の組み合わせです。
お互いの感性を刺激し合い、飽きることのない楽しい関係を築けるでしょう。
友情:自然体で気楽に続く
お互いに自由を愛し、束縛を嫌うため、付かず離れずの心地よい距離感で友情を育むことができます。
久しぶりに会っても、まるで昨日会ったかのように自然に話せる、そんな気楽な関係性が魅力です。
仕事:企画力と実行力が合わさる
ENFPの革新的なアイデアや企画力と、ISFPの現実的な視点と実行力が組み合わさることで、大きな成果を生み出せます。
お互いの強みをリスペクトし、弱みを補い合うことで、強力なビジネスパートナーとなるでしょう。
ただ、ENFPとISFJが協力し、良好な関係を築くためには、それぞれが適材適所にいる必要があります。
例えば、ENFPが事務職、ISFJが営業職にいては、それぞれの強みを活かすことはできないでしょう。
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ENFPとISFPの違い

相性の良い二人ですが、もちろん違いもあります。 ここでは、ENFPとISFPの考え方や行動の決定的な違いを3つ紹介します。
アイデアを次々出すか一つを深めるか
ENFPは常に新しい可能性を探し、アイデアを拡散させることを得意とします。
一方でISFPは、一つのことに関心を持つと、それをじっくりと探求し、自分の世界観を深めていくことを好みます。
人と会うと元気になるか一人で回復するか
外向型のENFPは、人と交流することでエネルギーを得るタイプです。
対照的に、内向型のISFPは、一人の時間や静かな環境で心を落ち着かせ、エネルギーを回復させます。
決めるのは勢いかじっくりか
ENFPは直感と勢いで物事をスピーディーに決定する傾向があります。
ISFPは自分の価値観や感情と照らし合わせ、納得がいくまでじっくり考えてから結論を出します。
ENFPとISFPの共通点

違いがある一方で、二人には通じ合う部分もたくさんあります。 ここでは、ENFPとISFPの素敵な共通点を見ていきましょう。
自分の好きなことに忠実
ENFPもISFPも、自分の「好き」という気持ちに非常に正直です。
自分の情熱や好奇心を原動力に行動するため、お互いの趣味や活動を自然と応援し合える関係です。
自由な環境が好き
ルールや制約に縛られることを嫌い、自由な環境でこそ能力を発揮できる点も共通しています。
お互いの時間を尊重し、干渉しすぎない関係を心地よく感じます。
感情的な衝突は避けたい
二人とも平和を好み、対立や気まずい雰囲気を避けたいと思っています。
そのため、相手の気持ちを察し、思いやりのあるコミュニケーションを心がける傾向があります。
ENFPはISFPをこう見ている!

ここからは、お互いが相手をどのように見ているかを探っていきましょう。 まずは、ENFPから見たISFPの印象です。
落ち着いていて芯がある
いつも賑やかなENFPにとって、物静かで落ち着いているISFPの姿はとても魅力的に映ります。
多くを語らなくても、自分の「好き」を貫く芯の強さに尊敬の念を抱いています。
センスや感性が高い
ISFPが持つ独特の美的センスや芸術的な感性に、ENFPは強く惹きつけられます。
自分にはない視点や表現力に、大きな魅力を感じています。
何を考えているか読めない時がある
一方で、ISFPは感情を表に出すのが得意ではないため、ENFPは時々不安になることがあります。
「楽しんでくれているかな?」「本当はどう思っているんだろう?」と、心の内が読めずに戸惑うことがあるようです。
ISFPはENFPをこう見ている!

次に、ISFPから見たENFPはどのように映っているのでしょうか。 ISFPの視点から見ていきましょう。
明るく場を盛り上げる
ISFPは、ENFPの天真爛漫な明るさや、その場にいるだけで周りを元気にする力を素直にすごいと感じています。
自分から話すのが苦手なISFPにとって、ENFPは一緒にいて楽しい存在です。
話が飛んでついていけない時がある
しかし、ENFPの会話は次から次へとトピックが変わるため、ISFPは混乱してしまうことがあります。
「さっきの話はどこに行ったんだろう?」と、話の展開の速さについていけなくなることがあるようです。
決めずに終わることがある
ENFPはアイデアを出すのは得意ですが、それを最後までやり遂げる前に次の興味に移ってしまうことがあります。
その飽きっぽさや計画性のなさに、ISFPは少し戸惑いを感じるかもしれません。
ENFPがISFPと話す時のコツ

お互いの視点を理解した上で、より円滑なコミュニケーションを取るためのコツを紹介します。 まずはENFPがISFPと話す時に心がけたいポイントです。
沈黙を気にしない
ISFPにとって沈黙は、考えている時間や、心地よい静寂の時間です。
ENFPは焦って言葉を継ごうとせず、相手のペースを尊重してあげましょう。
話は短く具体的に
抽象的な話や壮大なビジョンよりも、具体的で分かりやすい話を好みます。
伝えたいことは、結論から先に、短く簡潔に話すことを意識すると良いでしょう。
選択肢は少なめに
多くの選択肢を提示されると、ISFPは考え込んでしまい、決めるのに疲れてしまいます。
「AとBどっちがいい?」のように、選択肢を2〜3個に絞って提案してあげると親切です。
ISFPがENFPと話す時のコツ

次に、ISFPがENFPと話す時に意識すると良いポイントを見ていきましょう。 少しの工夫で、ENFPはもっと安心して話せるようになります。
ちゃんと反応を見せる
ENFPは相手の反応をとても気にしています。
相槌を打ったり、笑顔を見せたりするだけで、ENFPは「話を聞いてくれている」と安心できます。
話のゴールを共有する
話が飛びがちなENFPに対して、「それで、最終的にどうしたいの?」と目的を確認してあげると、話がまとまりやすくなります。
議論を整理し、建設的な会話に導く手助けをしてあげましょう。
時間の枠を決めて安心感を出す
自由なENFPも、時には時間管理が必要です。
「この話は10分だけね」のように時間の枠を設定することで、ISFPも安心して会話に参加でき、ENFPも集中して話せます。
ENFPとISFPが衝突しやすい場面と回避策

どんなに相性が良くても、すれ違いは起こるものです。 ここでは、二人が衝突しやすい具体的な場面と、それを上手に乗り越えるための回避策を紹介します。
突然の予定変更→事前に伝える
気分で動きたいENFPの突然の予定変更は、ISFPにとって大きなストレスになります。
変更の可能性がある場合は、事前に一言伝えておくだけで、ISFPの心の準備ができます。
返信が遅い→目安時間を決める
自分のペースを大切にするISFPは、返信が遅くなりがちです。
急ぐ場合は「明日のお昼までに教えてくれると嬉しいな」のように、具体的な目安時間を伝えると、お互いに気持ちよくやり取りできます。
言い方がきつい→やわらかく伝える
悪気はなくても、ENFPのストレートな物言いがISFPを傷つけてしまうことがあります。
ISFPに何かを伝える時は、ワンクッション置いたり、言葉を選んだりする配慮が必要です。
ENFPとISFPが一緒にいる時のあるある

理論だけでは分からない、二人が一緒にいる時のリアルな空気感を紹介します。 きっと「分かる!」と共感できるポイントがあるはずです。
ENFPが飲み会や旅行を提案
新しい体験が好きなENFPは、「今度あそこ行こうよ!」「みんなで集まろうよ!」と次々に楽しいイベントを企画します。
ISFPは、そんなENFPの提案に静かにワクワクしながらついていきます。
ISFPが写真や雰囲気作りにこだわる
出かけた先では、ISFPがその場の雰囲気を敏感に感じ取ります。
美しい風景の写真を撮ったり、心地よいカフェを選んだりと、その場のムードを高めるのが得意です。
予定がふわっとして当日決まる
二人とも計画をきっちり固めるのが苦手なため、「とりあえず集合場所だけ決めて、あとはその時の気分で」という展開になりがちです。
その場の流れを楽しむ、ゆるい時間を共有します。
ENFPとISFPタイプの有名人
最後に、ENFPとISFPの有名人の例を見てみましょう。 彼らの言動を思い浮かべると、二つのタイプの違いがよりイメージしやすくなるかもしれません。
ENFPの有名人:指原莉乃、みちょぱ
頭の回転が速く、明るいキャラクターで場を盛り上げる姿は、まさにENFPらしいと言えるでしょう。
ISFPの有名人: 綾瀬はるか、菅田将暉
穏やかながらも独特の世界観を持ち、独特な才能を発揮する姿に、ISFPらしさが表れています。
まとめ
今回はENFPとISFPの相性について、多角的に解説しました。最後に、二人が良い関係を築くための重要なポイントをまとめます。
- ENFPの企画力とISFPの実行力は、恋愛・仕事ともに最高の組み合わせになる
- 外向型(E)と内向型(I)の違いを理解し、お互いのエネルギー回復方法を尊重することが大切
- 衝突を避けるためには、ENFPは「事前の相談」、ISFPは「分かりやすい反応」を心がけるのがコツ
ENFPとISFPは、互いの違いを理解し尊重することで、最高のパートナーになれる可能性を秘めています。
この記事を参考に、ぜひ二人の関係をさらに深めてみてください。
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