MBTIの性格診断において「ISFJ(擁護者)」という結果が出たあなた。
そんなISFJ(擁護者)の皆さんに向いている仕事は、どのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、ISFJ(擁護者)の長所・短所をもとに、向いている仕事や向いていない仕事を徹底解説します。さらに、ISFJ(擁護者)が自分に合った仕事を見つけるためのおすすめの方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
こんな人に読んでほしい
- ISFJ(擁護者)に向いてる仕事・向いてない仕事の特徴が知りたい人
- ISFJ(擁護者)に向いてる仕事・向いてない仕事の具体例が知りたい人
- ISFJ(擁護者)に向いてる仕事の探し方を知りたい人
ISFJ(擁護者)の基本的な性格は?
ISFJ(擁護者)はMBTI診断において、内向的(Introverted)、感覚的(Sensing)、感情的(Feeling)、計画的(Judging)な特徴を持つタイプです。では、具体的にどのような特徴を持つのでしょうか。
ISFJ(擁護者)の基本性格は?
- 献身的
- 平和主義
- 計画的
- お人好し
ISFJ(擁護者)は、周囲への気配りに長け、人の役に立つことに強いやりがいを感じます。目立つことを好まず、裏方として人を支えることに喜びを見出すタイプです。
情を大切にし、日常の中であっても一つ一つ丁寧に物事に取り組む姿勢が、多くの人から信頼される理由でもあります。
続いて、ISFJ(擁護者)の具体的な強みや長所、弱みや短所について見ていきましょう。
ISFJ(擁護者)の強み・長所

まずは、ISFJ(擁護者)の強みや長所をご紹介します。
共感力が高い
ISFJは、他人の気持ちに敏感で、深い思いやりを持っています。
相手の立場や状況を想像しながら行動できるため、自然と周囲に安心感を与えることができます。
人のちょっとした変化にも気づき、共感できるこの力は、人間関係の構築や信頼を得るうえで大きな強みになります。
責任感がある
ISFJは、一度引き受けたことに対して最後までやり抜く強い責任感を持っています。
丁寧で誠実な姿勢で物事に取り組むため、周囲から信頼される存在になりやすいです。
裏方としてチームを支えることにやりがいを感じる人が多く、着実に成果を出す力があります。
安定志向
ISFJは、理想よりも現実を重視し、コツコツと積み上げる力に長けています。
細部に気を配りながら、確実に物事を進めていくのが得意で、安定した成果を出す力があります。
突発的に成果を出すというよりも、一定の成果を出すタイプです。
ISFJ(擁護者)の弱み・短所

続いて、ISFJ(擁護者)の弱みや短所をご紹介します。
自分を後回しにしがち
ISFJは他者への思いやりが強いため、つい自分のことを後回しにしてしまいがちです。
誰かの役に立ちたい、迷惑をかけたくないという気持ちから、自分の負担を我慢してしまうことがあります。その結果、知らず知らずのうちにストレスが溜まり、心身のバランスを崩してしまう場合があります。
環境の変化に弱い
ISFJは安定した環境やルーティンを好む傾向が強く、急な変化や不確実な状況にストレスを感じやすい一面があります。
新しい仕事や環境に適応するまでに時間がかかることもあり、自信を持って行動できるようになるまで時間がかかることもあるでしょう。変化への柔軟さを少しずつ養うことで、より多くの場面で力を発揮できるようになります。
このように、MBTIなどで自分の強み・弱みを理解した上で仕事を選ぶなら、自己分析をするのが一番の近道です。
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ISFJ(擁護者)に向いてる仕事の特徴

では、ISFJ(擁護者)が強みを存分に発揮できる仕事の特徴を見ていきましょう。
① 直接人の役に立てる仕事
ISFJ(擁護者)に向いている仕事の特徴1つ目は、直接人の役に立てる仕事です。
思いやりがあり、相手の気持ちに寄り添えるISFJは、医療・福祉・教育など、人と直接関わりながら支援する職種で力を発揮します。看護師や介護士、カスタマーサポートなど、人の役に立つことにやりがいを感じられる仕事が向いています。
介護士については以下をぜひご覧ください。
② 変化が少なく安定した環境で丁寧に取り組める仕事
ISFJ(擁護者)に向いている仕事の特徴2つ目は、変化が少なく安定した環境の中で、丁寧にコツコツと取り組める仕事です。
ISFJは変化の少ない環境で力を発揮しやすく、正確さや継続力が求められる職種に向いています。事務職や図書館司書、経理やバックオフィス業務など、正確性が求められる仕事で信頼されやすいでしょう。
③ 信頼関係が重要な仕事
ISFJ(擁護者)に向いている仕事の特徴3つ目は、信頼関係が重要な仕事です。
ISFJは誠実で責任感が強く、周囲との信頼関係を築くのが得意です。そのため、営業サポートや秘書、福祉関係の相談員など、相手と丁寧な関係づくりが必要な職種にも適性があります。
ISFJ(擁護者)に向いてる仕事12選
それでは、ISFJ(擁護者)に向いてる仕事をご紹介していきます。
- 看護師
- 教師
- 客室乗務員(CA)
- 保育士
- 栄養士
- 秘書
- 検査技師
- 介護士
- 事務
- 心理カウンセラー
- 人事
- 社会福祉士
- Webライター
- インテリアデザイナー
- ウェディングプランナー
- 医療事務
- 図書館司書
- 学校事務
- 経理
- 公務員
- 受付スタッフ(病院・企業)
1. 看護師
看護師は、患者のケアや健康管理、医師のサポートなどを行う仕事です。
人に寄り添い、献身的に支える力を持つISFJは、患者一人ひとりに対して丁寧で温かい対応ができ、安心感を与える存在になれます。体調の変化に気づく観察力や責任感も看護業務に活かせます。
2. 教師
教師は、生徒への指導や学級運営を通して子どもたちの成長を支える仕事です。
他者の成長を心から喜び、丁寧にサポートできるISFJにとって、子どもや若者の育成に携われるこの職業は非常にやりがいがあります。誠実さと根気強さも教育現場で強みになります。
3. 客室乗務員(CA)
客室乗務員は、航空機内での乗客対応・安全管理・サービス提供などを行う仕事です。
周囲を支えることにやりがいを感じるタイプのISFJは、安心感を与える接客やトラブル時の冷静な対応においてその強みを発揮できます。
また、チームワークを大切にしながら丁寧に仕事を進める姿勢は、乗務員同士の協力体制にもフィットします。
4. 保育士
保育士は、子どもの成長を見守りながら日常の生活サポートを行う仕事です。
思いやりと優しさを自然に発揮できるISFJは、子ども一人ひとりの変化に気づき、安心できる環境を作るのが得意です。子どもとの信頼関係を築く力も大きな武器になります。
5. 栄養士
栄養士は、健康的な食事の計画・提供を通じて人の生活を支える仕事です。
他者の健康を守るという献身的な姿勢を大切にするISFJに向いており、栄養バランスの調整や衛生管理といった細やかな業務にも強みを発揮します。地道な努力を継続できる性格も相性抜群です。
6. 秘書
秘書は、スケジュール管理、来客対応、資料作成など、上司を支える役割を担います。
控えめながら誠実にサポートすることにやりがいを感じるISFJにとって、自分の能力を活かしやすい職種です。信頼関係や正確な業務処理も得意分野です
7. 検査技師(臨床検査技師)
検査技師は、血液や尿、心電図などの検査を行い、医療現場を支える仕事です。
正確で慎重な作業が得意なISFJは、ミスの許されない医療現場でも安定したパフォーマンスを発揮できます。また、人の命を守る裏方としての責任感も強く、誠実に業務に取り組めます。
8. 介護士
介護士は、高齢者や障がい者の日常生活をサポートする福祉職です。
献身的で人に尽くすことにやりがいを感じるISFJにぴったりの仕事で、相手の小さな変化や感情に気づく力を活かせます。
人の役に立てる喜びは多いですが、体力が必要な職業です。
9. 事務職(一般・総務・経理など)
事務職は、社内の業務を円滑に進めるための書類作成・データ処理・対応業務を担います。
几帳面でコツコツと努力を続けられるISFJは、ルーティンワークや細かい業務に集中して取り組むのが得意です。チーム全体を支える“縁の下の力持ち”として活躍できます。
10. 心理カウンセラー
心理カウンセラーは、クライアントが人に話しにくい話を丁寧に聞き、心のケアや助言を行う仕事です。
共感力と優しさを持つISFJは、相手に安心感を与え、心を開いてもらいやすい存在です。秘密を守り誠実に対応できる性格は、カウンセリングという繊細な職務に向いています。
11. 人事
人事は、採用・教育・労務管理を通じて社員の働きやすさを支える仕事です。
他人の気持ちに敏感で、人の成長を応援する姿勢を持つISFJは、社員一人ひとりの状況を丁寧に把握し、適切な対応をとることができます。裏方としての貢献が評価されやすい分野です。
12. 社会福祉士
社会福祉士は、生活に困っている人の相談にのり、支援につなげる仕事です。
困っている人の力になりたいという強い使命感を持つISFJには非常に適しており、制度や行政との調整を根気強く行う誠実さも武器になります。社会を支える仕事に誇りを持てるタイプです。
13. Webライター
Webライターは、読者に価値ある情報を文章で届ける仕事です。
誠実にコツコツ取り組む力があり、深く調べて丁寧にまとめるのが得意なISFJには向いています。静かな環境で自分のペースで進められる点も、内向的で集中力のある性格と相性が良いです。
14. インテリアデザイナー
インテリアデザイナーは、住居・商業施設・福祉施設などの空間を快適かつ機能的にデザインする仕事です。
相手の要望に丁寧に耳を傾け、理想の空間を一緒に形にしていくプロセスにおいて、思いやりがあり細部にこだわるISFJの強みが発揮されます。
また、計画的に進める力・美的感覚・誠実なヒアリング姿勢を活かしながら、人の暮らしに寄り添う空間をつくることに、大きなやりがいを感じやすい職業です。
一見クリエイティブで外向的な職種に思われがちですが、裏方として相手の希望を丁寧に実現する役割は、まさにISFJの気質とマッチします。
15. ウェディングプランナー
ウェディングプランナーは、新郎新婦の希望に寄り添いながら、結婚式を成功に導く仕事です。
人を喜ばせたいという気持ちが強いISFJにとって、一生に一度の特別なイベントを支える役割に大きなやりがいを感じます。細部まで配慮する力や感情に寄り添う力が発揮されます。
16. 医療事務
医療事務は、病院やクリニックでの受付対応や会計処理、カルテ管理、保険請求などを行う仕事です。
几帳面で責任感が強いISFJにとって、正確性が求められる作業や裏方で人を支える役割はまさに適職。患者対応の丁寧さでも信頼を得やすく、現場全体を支える存在として活躍できます。
17. 図書館司書
図書館司書は、資料整理や貸出業務、利用者対応などを担う仕事です。
静かで落ち着いた環境はISFJにとって心地よく、細やかな作業や人への配慮が求められる場面で力を発揮できます。丁寧な接客と誠実さが評価されやすい仕事です。
18. 学校事務
学校事務は、入学手続き、資料管理、教職員や生徒のサポートを行う仕事です。
教育や人の成長を支えることに価値を感じやすいISFJにぴったり。安定した環境と人との協調性が求められる職場で、安心して働くことができます。
19. 経理
経理は、企業の売上や費用、給与などの金銭に関する記録・管理・報告を担う仕事です。
正確さ・几帳面さ・責任感を持つISFJにとって、正確かつ慎重に細かい数字の管理などを辛く感じずにできます。
さらに、信頼性が求められるポジションであるため、誠実に仕事へ向き合うISFJの姿勢が重宝されやすい職種です。
20. 受付スタッフ(病院・企業など)
受付スタッフは、来客や患者の案内・対応を担う、組織の“顔”となる仕事です。
穏やかで丁寧なコミュニケーションが得意なISFJは、初対面でも相手に安心感を与える力があります。表に出すぎず場を整えるスタイルがマッチします。
21. 公務員
地方公務員は、地域の相談窓口業務や福祉制度の対応などを行う公共職です。
人や地域に貢献したいという意識の強いISFJにぴったりの職種。安定性の高い職場環境と、信頼関係を築く力が求められる点でマッチします。
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事の特徴

では反対に、ISFJ(擁護者)には向いていないと考えられる仕事には、どのような特徴があるのでしょうか。
① 競争が激しい仕事
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事の特徴1つ目は、競争が激しい仕事です。
平和主義で他人との争いを嫌うISFJ(擁護者)にとって、競争が激しい環境で仕事をするのは、ストレスが溜まってしまうことがあります。また、ISFJ(擁護者)は協調性が強みですので、個人の成績を競うような仕事より、チームで何かを成し遂げる仕事の方が向いているでしょう。
② マルチタスクを求められる仕事
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事の特徴2つ目は、マルチタスクを求められる仕事です。
ISFJ(擁護者)は、周囲からの頼みを断るのが苦手なため、マルチタスクを求められる仕事は向いていません。仕事を抱え込みすぎて、キャパオーバーになってしまうことも多いようです。タスクには必ず優先順位をつけ、時には仕事を切り捨てる思い切りも必要です。
③ リスクが大きな仕事
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事の特徴3つ目は、リスクが大きな仕事です。
ISFJ(擁護者)は保守的・安定志向で、伝統や規律を重視するタイプです。そのため、新しいことにチャレンジし、リスクをとる必要がある仕事につくと、不安感や精神的なストレスを感じやすい可能性があります。
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事5選
ISFJ(擁護者)が避けた方が良い職業は、以下の通りです。
- 起業家
- 投資家
- 営業・販売スタッフ
- 研究者
- 弁護士
1. 起業家
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事1つ目は、起業家です。
起業家は自らのビジネスを展開していくために、資金調達を行ったり、製品やサービスを積極的に告知していかなければなりません。時にはリスクのある思い切った行動をとる必要があるため、保守的で安定志向のISFJ(擁護者)には向かない可能性があります。
2. 投資家
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事2つ目は、投資家です。
投資家は将来の変動や成長を見越して行動するといった長期的な視野が求められるため、ISFJは適応できない可能性があります。
また、前述の起業家同様、不確実性の高い投資はストレス要因となるため、安定を好むISFJ(擁護者)には向いていないでしょう。
3. 営業・販売スタッフ
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事3つ目は、営業や販売スタッフです。
営業や販売スタッフは、一人でも多くの顧客を獲得したり、商品を売り上げたりする必要があり、競争が激しい世界です。平和主義で争いが苦手なISFJ(擁護者)にとって、こうした環境はストレスに感じられるでしょう。また、ISFJ(擁護者)は内向的な性格なので、顧客に積極的に声をかけたり、商品やサービスを強引に売り込んだりするのには向いていない可能性があります。
4. 研究者
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事4つ目は、研究者です。
研究者は一人で黙々と研究課題に取り組む仕事なので、協調性というISFJ(擁護者)の強みをうまく発揮できない可能性があります。また、研究者は新しい分野へのアプローチも必要ですが、安定性を好むISFJ(擁護者)には難しく感じるでしょう。
5. 弁護士
ISFJ(擁護者)には向いてない仕事5つ目は、弁護士です。
弁護士には、膨大な情報を論理的に処理する能力が求められます。ISFJ(擁護者)は、物事を感覚や感情に基づいて判断する傾向があるため、ハイレベルな論理的思考力を求められる弁護士の業務は、苦痛に感じる恐れがあります。
ISFJ(擁護者)に向いてる仕事を見つける方法
ISFJ(擁護者)に向いている仕事は、安定した環境でコツコツと取り組める仕事や、信頼関係を大切にできる仕事であることが分かりました。
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まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事をまとめると、以下のようになります。
- ISFJ(擁護者)に向いてる仕事の特徴
- 人をサポートする仕事
- 安定した環境でコツコツと取り組める仕事
- 信頼関係を大切にできる仕事
- ISFJ(擁護者)には向いてない仕事の特徴
- 単調で繰り返しが多い仕事
- 厳格なルールや管理下で働く仕事
- 感情面での人のサポートが主となる仕事
- ISFJ(擁護者)に向いてる仕事を探すなら、プロの就活アドバイザーに相談するのがおすすめ
今回は、ISFJ(擁護者)に向いてる仕事や向いてない仕事について紹介してきました。
ただしMBTIを信じすぎると、自分の可能性を狭めてしまう危険があります。そのため、向いてる仕事を探す際は、就活の知識が豊富なプロの就活アドバイザーに自分を客観的みてもらうのが一番です。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
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