適性検査ってなに?主要6種類の違いや先輩の対策法も紹介!

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就活が本格化してくると、「適性検査」という言葉をよく耳にしますよね。

ES(エントリーシート)と面接の対策だけを考えていたら、この「適性検査」でアッサリ落ちてしまうことも、実は普通にあるんです。

でも、ちゃんと仕組みを理解して、正しい対策さえすれば、適性検査は怖くないどころか、ライバルと差をつけるチャンスにさえなります。

この記事では、適性検査の基本から、主要な種類、具体的な勉強法、そして先輩のリアルな声まで、あなたの不安がなくなるように全部まとめて解説していきます。

こんな人に読んでほしい

  • 適性検査って何のためにやるのか、イマイチ分かっていない人
  • SPIと玉手箱、TG-WEB…種類が多すぎて、何から手をつければいいか分からない人
  • 面接には自信があるけど、筆適正検査で落ちるのがとにかく怖い人

適性検査とは?

虫眼鏡

まず、「適性検査ってそもそも何?」というところから始めましょう。

これは、企業が応募者の能力や性格を「客観的に」知るためのテストのことです。

大学受験みたいに、点数だけで「頭がいい順」に並べるのが目的ではありません。

一番の目的は「ウチの会社(社風や仕事)に合う人か」を見極めて、入社後のミスマッチを防ぐことです。

面接だけだと、どうしても「話し上手な人」や「元気な人」が良く見えがちですよね。

でも、企業は「その人が持っている知的能力」や「短時間の面接では分からない人柄」も知りたいんです。

そのために、能力検査(基礎学力)と性格検査(人柄や思考のクセ)の2つを使って、あなたという人間を多角的に理解しようとしています。

ある調査では、企業の約88.5%が何らかの適性検査を実施しているというデータもあります。

つまり、就活をする上で、ほぼ全員が通る道だと思っておきましょう。

【段階別】企業が適性検査を行う目的

企業が適性検査を使うタイミングは、実は「選考前」「選考中」「選考後」の3パターンあります。

どの段階で使われるかによって、企業側の狙い(=重要度)が全然違うので、しっかり押さえておきましょう。

面接選考前の適性検査

皆さんが「足切り」と呼んでいるのがこのパターンです。

大手企業や人気企業になると、何千、何万というESが届きます。

さすがに全員と面接するのは、時間的にも費用的にも不可能ですよね。

だから、面接に呼ぶ人を絞り込むための「フィルター」として、選考の初期段階で適性検査を使うんです。

ここでの目的は、はっきり言って「一定の基準に満たない人を、効率的に見極める」こと。

どれだけ熱意があって自己PRが完璧でも、ここの点数が足りないと面接にすら進めないということです。

だからこそ、最低限の対策は就活生としての「マナー」とも言えます。

面接選考中の適性検査

一次面接や二次面接と、同じ日に行われるパターンもあります。

これは、面接でのあなたの印象と、適性検査の客観的なデータを「答え合わせ」するために使われます。

面接官の「主観」と、テスト結果の「客観」を組み合わせて、より深くあなたを理解しようとするんです。

例えば、「面接ではすごくハキハキと自信満々に話してくれたけど、性格検査の結果は『非常に慎重で、プレッシャーに弱い』と出ているな。次の面接で確認しよう」みたいに使われます。

面接での評価を補強する材料にもなるし、逆に「あれ?」と思わせる材料にもなる、気を抜けない段階です。

面接選考後の適性検査

最終面接が終わって、ほぼ「内定」というタイミングで実施されるケースです。

これはもう「足切り」が目的ではありません。

主な目的は2つあり、1つは「念のための最終確認」です。

能力や性格に、企業の基準と著しく外れる部分がないかを見極めるためですね。

ここで落ちることは滅多にありませんが、ゼロではないので油断は禁物です。

そしてもう1つの大事な目的が、「入社後の配属先を決めるため」

例えば、「論理的思考が得意」と出れば営業部門、「協調性が高い」と出れば企画部門、というように、あなたの適性を活かせるようにするための参考資料にするんです。

適性検査は主要6種類とそれぞれの違い

リスト

「適性検査の対策しなきゃ」と思っても、世の中には色々な種類があります。

「SPI」が最も有名ですが、志望企業が「玉手箱」だった場合、SPIの対策だけでは不十分になる可能性があります。

主要な6つの特徴をサクッと押さえて、情報戦で負けないようにしましょう。

SPI

最も広く使われている適性検査は、リクルート社が作っているSPI(エス・ピー・アイ)です。

新卒採用で使われるシェアが圧倒的にNo.1ですね。

内容は「能力検査」と「性格検査」の2部構成で、能力検査は言語(国語)と非言語(数学)が基本です。

問題の難易度自体は、中学・高校レベルなんですが、なめてかかると痛い目を見ます。

理由は、出題範囲がとにかく広いこと。

「二語の関係」から「損益算」「確率」まで、忘れていた公式がオンパレードです。

Webテスト(テストセンター含む)では、正解するほど次の問題が難しくなる仕組みもあり、対策なしで高得点を取るのはほぼ不可能です。

SPIの対策についてより詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみてくださいね!

玉手箱

SPIの次によく使われるのが、日本SHL社が開発した「玉手箱」です。

特に金融業界やコンサルティングファーム、大手企業が好んで使う傾向があります。

SPIとの一番の違いは、「ひとつの問題形式が、制限時間いっぱい、ひたすら続く」こと。

例えば、「図表の読み取り」が始まったら、ずーっと10問以上、図表問題が続きます。

しかも、SPIより問題が難解なうえに、制限時間が異常に短いんです。

1問あたり10秒ちょっとで解かないといけない計算になることもあります。

玉手箱は「いかに速く、正確に処理できるか」を見る、瞬発力のテストです。

玉手箱の対策について詳しく知りたい方は、次の記事を読んでみてくださいね!

TG-WEB

これは、ヒューマネージ社が作ってる「初見殺し」で有名なテストです。

外資系や大手企業の一部で使われることがありますが、他のテストとは比べ物にならないくらい、問題が難解でユニークなのが特徴です。

「従来型」と「新型」の2タイプがあるから、さらに厄介なんです。

「従来型」は、暗号解読みたいな図形問題や、複雑な論理パズルが出てきて、解き方を知らないと本当に手も足も出ません

一方で「新型」は、難易度は下がったものの、玉手箱並みに問題数が多くて、とにかくスピードが求められます

志望企業がTG-WEBを使うと分かったら、まずは「従来型か、新型か」を、先輩に聞いたりネットで調べるところから始めましょう。

CUBIC

CUBIC(キュービック)は、能力検査もありますが、特に「性格検査(適性検査)」を重視しているテストです。

企業が「ウチの社風に本当に合うか?」を、メンタル面やストレス耐性も含めて、じっくり見極めたい時に使われます。

能力検査は、言語、数理、図形、論理、英語と5科目もあって範囲は広いです。

でも、難易度は中学・高校レベルの基礎的な問題なので、SPIの対策ができていれば、そこまで怖がる必要はありません。

むしろ注意したいのは、性格検査です。

CUBICには「信頼係数」という、回答の「嘘」を見破る指標があります。

自分をよく見せようと矛盾した回答をすると、「この人は信頼できない」と判断されかねないので、正直に答えるのが一番です。

CAB/GAB

これも玉手箱と同じ、日本SHL社のテストです。

GAB(ギャブ)は、商社や金融などで使われる、総合職向けのテストですね。

特徴的なのは、CAB(キャブ)の方です。

これは「Computer Aptitude Battery」の略で、その名の通り、SE(システムエンジニア)やプログラマーといった、コンピュータ職の適性を見るために特化したテストなんです。

だから、出てくる問題がすごく特殊です。

「法則性」や「命令表」、「暗号」みたいに、ひたすら論理的思考力や、ルールの理解力を試す問題が続きます。

IT業界を志望している人は、SPIや玉手箱の対策に加えて、このCABの対策も必要になる可能性があるので、必ずチェックしておきましょう。

CAB/GABの対策について知りたい方は、ぜひ次の記事を参考にしてみてください!


Web-CAB/IMAGES

Web-CABは、さっき説明したCABのWebテスト版(自宅受験版)です。

もう一つのIMAGES(イメジス)は、GABと似ていますが、GABよりも難易度が低めに設定されていて、試験時間も短いのが特徴です。

GABが総合職向けなら、IMAGESは一般職向け、といった使い分けをされることもあります。

内容は計数、言語、英語、パーソナリティと一般的です。

応募者がすごく多い企業が、基本的な能力を、短時間でザッとふるいにかけるために使うことが多いんです。

難易度は高くないですが、時間がとにかく短いので、簡単な問題をいかに速く、ミスなく処理できるかという事務処理能力が試されます。

適性検査の受験形式

形式 リスト

テストの種類だけじゃなくて、「どうやって受けるか」という受験形式も4種類あります。

形式によって、電卓が使えるかとか、問題の進め方が変わるので、自分がどれを受けるのか、しっかり把握しておきましょう。

Webテスティング

皆さんに一番馴染みがあるのがコレかもしれません。

自宅や大学のパソコンを使って、指定された期間内なら24時間いつでも受けられる形式です。

自分の好きなタイミングで、一番リラックスできる環境で受けられるのが最大のメリットですね。

ただし、電卓が使えるかどうかは、テストの種類によります

そして一番怖いのが、PCのスペックや通信環境は「自己責任」だということです。

「途中でPCが固まった!」「Wi-Fiが切れた!」となっても、基本的には救済措置はないと思ってください。

受験する環境は、万全に整えてから臨みましょう。

テストセンター

これは、リクルートが運営するSPIで最も一般的な形式です。

自宅ではなく、指定された「専用会場」に行って、そこのパソコンで受けるタイプですね。

静かで、回線も安定した、集中できる環境が保証されているのがメリットです。

また、一度受けた結果を、他の企業にも「使い回し」できることがあります。

注意点は、カンニング防止のため、身分証の確認や荷物の管理がすごく厳しいこと。

そして一番大事なのが、「電卓が持ち込めない」ことです。

計算問題はすべて、会場で渡される筆記用具(メモ用紙とペン)を使って「筆算」で解く必要があります。

普段から電卓に頼りきっている人は、筆算の練習も必須ですよ。

また、近々テストセンターで受験があると言う方は次の記事を参考に、テストセンターにもっていく持ち物をチェックしておくようにしましょう!

インハウス CBT

「インハウス(In-house)=企業内」という名前の通り、応募先の企業に行って、その会社の会議室などに用意されたパソコンで受けるタイプです。

テストセンターと似ていますが、場所が「専用会場」ではなく「応募先の会社」だということですね。

これは、面接と同じ日にセットで実施されることが多いんです。

就活生にとっては、面接とテストが1日で済むから、交通費や時間の節約になるというメリットがあります。

企業側も、選考を1日でコンパクトに終えられるから効率的なんですね。

ペーパーテスティング

一番アナログな、昔ながらの形式です。

マークシート用紙と鉛筆を使って受ける、紙の適性検査ですね。

企業の自社ビルや、大きな説明会会場で、何百人と一斉に受けるイメージです。

最近はWebテストが主流ですが、CUBICやSPIの一部ではまだ使われています。

Webテストと違って、「分からない問題をいったん飛ばして、後で時間が余ったら戻って解く」という、大学受験のような戦略が使えるのが最大のメリットです。

ただ、時間配分は完全に自分次第なので、ぼーっとしていると、最後の問題までたどり着けないこともあります。

適性検査はどうやって対策すればいい?

対策 リスト

種類も形式も多く、どう対策すればよいか迷うかもしれません。

大丈夫です。

どんなテストが出ても対応できる、基本的な対策サイクルがあります。

この3ステップを実行していきましょう。

無料模試で実力チェック

いきなり分厚い対策本を買う前に、まずは「自分の現在地」を知ることから始めましょう。

「自分は数学(非言語)が壊滅的なのか、それとも文章を読む(言語)のが遅いのか」を把握しないと、対策もぼやけてしまいますからね。

今、自分がどのくらい解けないのかを客観的に知るのが第一歩です。

ココシロでも、「ココシロのSPI体験模試」という無料ツールを用意しています

たった5分、5問に答えるだけで、あなたのSPIの実力がサクッと診断できるんです。

まずはこれを軽い気持ちで受けてみて、「うわ、推論って何だっけ…」とか「損益算、全部忘れてる…」みたいに、自分の「課題」と「弱点」を具体的に知るところからスタートしましょう。

SPI体験模試はこちら

対策本で苦手分野を克服

自分の弱点がわかったら、いよいよ対策本の出番です。

ここで就活生がやりがちなのが、不安にかられて、何冊も問題集に手を出しちゃうこと。

これは、一番ダメなパターンです。

お金も時間も無駄になってしまいます。

大事なのは、「これだ!」と決めた1冊を、ボロボロになるまで何周も繰り返すこと。

特にSPIや玉手箱は、問題の「解法パターン」を暗記することが何より重要なんです。

1周目は解けなくて当たり前。

解説を読んで「なるほど、このパターンの問題はこう解くのか」と「理解」し、2周目、3周目で「スピードを上げて解けるか」を「習得」しましょう。

対策本を選ぶ時は次の記事を参考にしてみてください。「練習問題をたくさん解きたい」「選考まで時間がない」などケース別に20冊の対策本をご紹介していますよ!

アプリで隙間時間も対策

大学の授業、バイト、サークル、ES作成…就活生は、本当に「まとまった時間」がありませんよね。

机に向かって対策本を開く時間が、1日1時間も取れないという人も多いはずです。

そんなあなたの強い味方が、スマホの対策アプリです。

アプリの最強のメリットは、「隙間時間」をすべて対策時間に変えられること。

通学中の電車の中、授業が始まる前の5分、バイトの休憩時間。

そういう細切れの時間に、1問でも2問でも解き進められます。

「机に向かう時間は対策本、移動中や隙間時間はアプリ」と使い分けるのが、一番賢いやり方です。

無料のアプリでも、間違えた問題を記録してくれたり、ゲーム感覚で進められたりするので、モチベーション維持にも最適ですよ。

先輩たちの適性検査対策法!

理屈はわかったけど、「実際、内定取った先輩たちはどうやって乗り切ったの?」って、リアルな声が聞きたいですよね。

そこで、タイプが違う2人の先輩の対策法を紹介します。

W大学Sさん

W大学 Sさん・大手メーカー内定
W大学 Sさん・大手メーカー内定

僕は『コツコツ型』でした。

書店で一番売れてた対策本を1冊だけ買って、それを夏休み中に3周しました

1周目は本当に悲惨で、非言語なんて半分も解けませんでした(笑)。

でも、絶対に他の本には浮気しませんでした

解説を読み込んで、解法をノートにまとめて、2周目で『あ、これ対策本で見たやつだ!』となるまでやり込んで。

3周目は、全問ストップウォッチで時間を計りながら、スピードを意識しました

結局、SPIも玉手箱も、土台になる基礎は同じ。

1冊を完璧に仕上げるのが、一番の近道だと思いますよ。

T大学Fさん

T大学 Fさん・ITコンサル内定
T大学 Fさん・ITコンサル内定

私はサークルと長期インターンが忙しすぎて、正直、6月になるまで『適性検査』の存在すら忘れていました(笑)

まとまって机に座る時間が、物理的になかったんです。

だから、通学時間が片道1時間あったので、そこは全部『アプリ学習』に充てました。

無料のSPI対策アプリを入れて、電車に乗ったらすぐ起動。

間違えた問題だけ自動で出題してくれる機能が本当に助かりました。

IT業界志望だったので、CABっていう特殊なテストだけは、さすがに1週間だけ本気で対策本をやりましたけど。

『隙間時間はアプリ、短期集中で対策本』というハイブリッド型が、私には合ってました。

適性検査を受験する時の注意点

注意点 リスト

せっかく必死で勉強しても、本番で「まさか」のミスをしたら、全部水の泡です。

最後に、受験当日に絶対に意識してほしい「命運を分ける」注意点を3つだけ、強く言っておきます。

時間配分を意識する

これが、対策した人と、してない人の差が一番出るポイントです。

適性検査は、全問解き終わらないように、わざと問題数が多く設定されていることも多いんです。

特にWebテストやテストセンターは、1問ごとに制限時間が設けられていたり、一度「次へ」を押したらもう戻れなかったりします。

だから、「1問の難問に5分も悩む」のが、一番やってはいけない最悪のミス

「1分考えて解法が浮かばなければ、勘でもいいからマークして次へ進む」

この「見切りをつける勇気」が、合否を分けます。

時間切れで最後の問題が解けない、という事態は避けましょう。

環境を整えてから受験する

これは特に「Webテスティング」、つまり自宅や大学で受験する時の話です。

「静かで、誰も邪魔に入らない場所か」「インターネット接続は安定しているか」は、テスト開始前に必ず確認しましょう。

一番最悪なのは、テストの途中でWi-Fiが切れることです。

次点で問題なのが、PCがフリーズすること。

企業側は「あなたのネット環境が悪いんですね」としか思ってくれません。

推奨ブラウザを確認し、PCを再起動しておくなど、万全の環境を整えるのも、実力のうちです。

間違っても、大学やカフェのフリーWi-Fiで受けるなんていう無謀なことはやめましょう。

前日は十分に休む

「明日のテスト、まずい!徹夜で詰め込む!」――これが、一番無意味な行為だから、絶対にやめてください。

大学の期末試験とはワケが違います。

適性検査は「知識の暗記量」を競うテストじゃなく、「覚えた解法を、いかに速く、正確に引き出すか」を競うテストです。

睡眠不足だと、脳のパフォーマンスがガクッと落ちて、集中力も思考力も低下します

せっかく覚えたはずの公式も、本番で思い出せなくなります。

脳は、寝ている間に、その日勉強した記憶を整理・定着させます

前日は「もう1問!」と粘るより、いつもより早く寝て、最高のコンディションで当日を迎えること。

それが、一番の「対策」です。

適性検査についてよくある質問

QA

まだ不安なこと、聞きたいことがあるかもしれません。

就活生から特によくもらう質問2つに、ここで回答します。

自分が受ける企業の適性検査の種類はどうやって特定できる

これは、就活における「情報戦」の一つです。

100%特定する方法はありませんが、特定する精度を90%まで上げる方法ならあります。

・一番確実なのは、①OB・OG訪問で、その企業に内定した先輩に直接聞くこと。

・次に確実なのが、②就活の口コミサイトや、志望企業の「選考体験記」を見ることです。

・最終確認の方法が、③テストの案内メールに記載された「URL」

これが一番の見分けポイントです。

例えば、URLに「arorua.net」と入っていたらSPI、「shl.ne.jp」なら玉手箱、「empweb21.com」ならTG-WEB、というようにURLで判別できるんです。

テストの案内が来たら、URLを確認する。これを習慣にしましょう。

適性検査で落ちてしまいました。原因や対策について知りたいです

選考結果が良くないと、つらいですよね。

心が折れそうになりますが、落ちた原因を分析しないと、次の選考でも同じことになってしまいます

適性検査で落ちる原因は、大きく分けて4つあります。

①純粋な「能力検査」の実力不足。対策不足で、正答率が企業のボーダーラインに届かなかったパターン。これはもう、対策本や模試で練習するしかありません

②「性格検査」でのミスマッチ。あなたの性格が、企業の求める人物像と「合わなかった」だけです。

③「性格検査」での「嘘」。自分をよく見せようとしすぎて回答に一貫性がなくなり、「信頼できない」と判断されたパターン。

④ボーダーラインが高すぎた。人気企業は正答率9割が足切りライン、ということもあります。

自分がどれに当てはまるか冷静に分析して、次の対策に活かしましょう

まとめ

お疲れ様でした!情報量は多かったですが、これで適性検査の「全体像」は掴めたはずです。

最後に、就活を乗り切るために、一番大事なことを3つにまとめます。

  • 適性検査は「学力テスト」じゃなく、企業との「相性(マッチ度)」を見るテスト。面接では見抜けない「あなたらしさ」を客観的に測るものだと心得ましょう。
  • SPI、玉手箱、TG-WEB…種類によって難易度も出題形式も、対策法も全然違います。志望企業が何を使うか、先輩やネットを駆D11:D33使して「特定」する情報戦が、対策の第一歩です。
  • 対策の王道は「模試で実力把握 → 対策本1冊を完璧に → アプリで隙間時間」のサイクル。徹夜での詰め込みは避けましょう。時間配分と体調管理も、あなたの大事な「実力」の一部です。

適性検査は、ちゃんと準備すれば「落とされる選考」ではなく「確実に通過する選考」にできる、数少ないチャンスです。

この記事を「読んだだけ」で終わらせず、今日からまずは5分、無料模試からでも対策を開始してみてください。

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