就活を進めていく中で、意外と見落としがちなのがSPI性格検査の対策。
しかし、「SPIの性格検査って対策すべき?」「そもそもSPIの性格検査ってどんなものなの?」と疑問に感じている方も多いでしょう。そこで、本記事ではSPI適性検査の基本知識から対策方法まで徹底解説します。
SPIの性格検査を無料で受検する方法や結果を確認する方法も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
こんな人に読んでほしい
- SPI性格検査の形式が知りたい方
- SPI性格検査の結果を確認したい方
- SPI性格検査の注意点を知りたい方
性格検査を上手く利用して、自己分析を進めましょう!SPIマスターでは、本番同様の性格検査を受けることができます。また、基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPIマスターではそのSPIと同様の結果を確認することができます!
そのため、性格検査の結果から簡単に自己分析をすることができます!
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SPIの性格検査とは?

SPIの性格検査は、その人の考え方や行動パターンを明らかにするためのテストです。
例えば 「新しいことに挑戦するのが好きか」 「結果より過程を重視するか」 といった質問に、「はい」「いいえ」、もしくは「どちらの傾向が強いか」を選んで回答します。設問数は約300問と多めで、時間は30分ほどかかります。
しかし、SPI性格検査の結果は受検者には開示されません。就活生は自分がどのような性格として企業から見られるのかを予想しながら答える必要があります。
SPIの性格検査で測られる3つの観点
では、企業はSPI性格検査を使って、就活生の何を見ているのでしょうか?結論、SPI性格検査の結果からはその人の
- 性格特性
- 職務適応性
- 組織適応性
の3つが分かります。それぞれ具体的に見ていきましょう。
性格特性
SPIの性格検査では、個人の考え方や行動パターンなど基本的な特性が測られます。企業はこの結果を見て、応募者の性格が職種や企業文化に合っているかを判断します。
例えば、営業職なら「積極性」や「柔軟性」が重視され、研究職なら「探究心」や「論理的思考力」が求められるでしょう。 SPIで調べられる性格特性には以下のようなものがあります。
- 行動スタイル(挑戦的か慎重か)
- 思考傾向(論理的か直感的か)
- 感情のコントロール(冷静か感情的か)
職務適応性
SPIの性格検査では、仕事に対する取り組み方や適性が見られています。この結果からは「仕事をする上で必要な基本的な能力が備わっているか」が分かります。
例えば、「プレッシャーがかかる状況でも冷静に対応できるか?」という質問に「そう思う」と答えた場合、ストレス耐性が高く、プレッシャーの中でも安定したパフォーマンスを発揮できると判断されます。 企業は職務適応性の結果をもとに、受検者が仕事に対してどんな価値観を持ち、どのように取り組むかを評価します。
職務適応性の例は次のようなものがあります。
- ストレス耐性(プレッシャーの中でも冷静に対応できるか)
- 計画性・粘り強さ(長期的な仕事をやり遂げる力があるか)
- 責任感(途中で投げ出さずに仕事を進めることができるか)
組織適応性
SPIの性格検査では、組織内での人間関係やチームワークに関する適性が見られています。
組織適応性の結果から、企業は就活生が社内で良好な人間関係を築けるかを判断します。例えば、チームで動くことが多い職場では「協調性」が重視され、管理職候補には「リーダーシップ」が求められます。
SPIで調べられる組織適応性には以下のようなものがあります。
- 協調性(周囲の意見を尊重できるか)
- リーダーシップ(グループの中で主導的な役割を担うか)
- 対人関係の柔軟性(人とすぐに打ち解けられるか)
SPI性格検査の問題例
企業から見られるポイントが分かったところで、実際のSPI性格検査がどのようなものなのかも確認しておきましょう。
性格特性の問題
新しいアイデアを考えるのが好きだ。
A. そう思う
B. どちらかといえばそう思う
C. どちらかといえばそう思わない
D. そう思わない
予想外のトラブルが発生しても、慌てずに冷静に対処できる方だ。
A. そう思う
B. どちらかといえばそう思う
C. どちらかといえばそう思わない
D. そう思わない
細かいミスが気になり、慎重に物事を進めることが多い。
A. そう思う
B. どちらかといえばそう思う
C. どちらかといえばそう思わない
D. そう思わない
職務適応性の問題
期限が迫っている仕事でも、冷静に優先順位をつけて対応できる。
A. そう思う
B. どちらかといえばそう思う
C. どちらかといえばそう思わない
D. そう思わない
一度始めたことは、最後までやり遂げる。
A. そう思う
B. どちらかといえばそう思う
C. どちらかといえばそう思わない
D. そう思わない
短期間での成果よりも、長期的な目標達成を重視する方だ。
A. そう思う
B. どちらかといえばそう思う
C. どちらかといえばそう思わない
D. そう思わない
組織適応性の問題
グループでの作業ではリーダーシップをとることが多い。
A. そう思う
B. どちらかといえばそう思う
C. どちらかといえばそう思わない
D. そう思わない
初対面の人とも緊張せずに話せる。
A. そう思う
B. どちらかといえばそう思う
C. どちらかといえばそう思わない
D. そう思わない
自分の意見よりも他人の意見を優先することが多い。
A. そう思う
B. どちらかといえばそう思う
C. どちらかといえばそう思わない
D. そう思わない
【結果返却】SPIの性格検査の受検はこちら
ここまでSPI性格検査の出題形式を見てきましたが、実際にどのようなものなのか知るためには、まず一度受けてみるのが一番です。
一般的な選考では、SPI性格検査の結果は返却されません。しかし、「SPIマスター」ならSPI性格検査の模擬受検ができるだけではなく、どのような結果になったかを確認することができます!
基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPIマスターではそのSPIと同様の結果を確認することができます!
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SPIマスターでは、
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- 性格検査の結果から企業に沿った回答ができるようになる
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など、結果を確認できるからこそ、あなたの就活を効率的に進めることができます。
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SPI性格検査の受検方式

SPIの性格検査には、大きく分けて 「WEBテスティング」 と 「テストセンター」 の2つの受験方式があります。それぞれの特徴を知っておくことで、企業から連絡が来たときにスムーズに対応できます。
WEBテスティング
WEBテスティング方式は、インターネットを利用して自宅などの好きな場所で受験できる形式です。企業が指定する受験期間内であれば、都合の良い時間に受験が可能です。テストセンター方式と比べると手軽なので、本選考ではなく、インターン選考でよく使われています。
この方式の大きなメリットは移動の手間がなく、自分のペースで受験できることです。しかし、受験環境によっては注意が必要です。例えば、「どこでも受けられるから」といってSPIの性格検査を大学やカフェなどで受けようとする人も多いのですが、これらの場所はなるべく避けましょう。インターネット接続が不安定な場合、途中で試験が中断されるリスクがあります。SPIの適性検査を受けるときは、安定したWi-Fiがある場所で落ち着いて受けましょう。
テストセンター
テストセンター方式は、全国の指定会場(テストセンター)で受験する形式です。事前に予約を行い、決められた日時に会場へ行って受験します。最近では、試験監督とオンラインビデオを繋いで自宅から受験できる場合もあります。
この方式のメリットは、一度受験した結果を、複数の企業に使い回せる点です。企業ごとに何度も受験する必要がないため、同じSPIを繰り返し受ける手間を省くことができます。
一方で、予約が埋まりやすいので希望日に受験できない可能性があります。企業から案内をもらったら、早めに受験予約を済ませましょう。
企業がSPIの性格検査を重視する理由

そもそも、企業はなぜSPI性格検査を実施するのでしょうか?企業側の意図を知っておくことで、どのように回答すべきか考えやすくなります。
基本的な能力があるか確かめるため
企業は、応募者に基本的な能力が備わっているかを確かめるためにSPIの性格検査を使います。 SPIの性格検査は、単に性格の特徴を測るだけでなく、仕事に必要な論理的思考力や判断力、ストレス耐性などを評価するための指標にもなるからです。
特に、新卒採用では過去の職務経験がないため、SPIの性格検査を通じて職務適性を推測する必要があります。 例えば、営業職では「積極性」や「社交性」が求められるため、性格検査でその傾向が見られるかを確認します。また、研究職やエンジニア職では「探究心」や「論理的思考力」が重要視されるため、それに適した性格の傾向があるかをチェックします。
このように、SPIの性格検査は、就活生が業務に必要な能力を持っているかを見極めるための1つの判断基準になっています。
企業とマッチするか確かめるため
企業は就活生の性格や価値観が自社の企業文化や職場環境に合うかを確認するために、SPIの性格検査を使います。 能力が高くても、企業の社風やチームの雰囲気と合わなければ、長く活躍することは難しくなります。企業と就活生のミスマッチを防ぐために、SPIの性格検査を通じて「組織への適応性」を評価するのです。
例えば、自由な発想を求めるベンチャー企業では「柔軟性」や「主体性」を重視しますが、安定した業務フローを重んじる大手企業では「慎重さ」や「協調性」がより重要視されます。SPI性格検査の結果を参考にしながら、就活生が社風に合うかどうかを判断します。
SPIの性格検査は、就活生が企業の文化や価値観と合致するかを見極め、ミスマッチを防ぐための重要な役割を果たしています。
懸念点を面接で深掘りするため
企業はSPIの性格検査の結果をもとに、面接で応募者の弱みや懸念点を深掘りするための質問を準備します。 SPIの性格検査は応募者の傾向を数値化できますが、それだけで実際の人物像を完全に把握することはできません。企業はSPI性格検査の結果をもとに、より詳細な人物像を面接で確認することで、採用の精度を高めています。
例えば、筆者自身、面接では「チームで協力する際に心がけていることは?」といった人間関係を深掘りされることが多かったのですが、それはSPIの性格検査で「個人主義」的な結果が出ていたからではないかと思っています。
このように、企業はSPIの性格検査でその人の強みや弱みをある程度把握し、面接で「その弱みが深刻なものではないか」「弱みを自覚し、対処しようと出来ているか」を見極めようとしています。
SPIの性格検査で評価されやすい特徴TOP5
SPIの性格検査に明確な「正解」はありません。性格検査はあくまでその人の性格を測るものなので、嘘をつかず素直に答えるのが一番です。
しかし、企業ウケが良い性格というものも確かに存在します。ここでは、内閣府の調査に基づき、「SPIの性格検査で評価されやすい特徴TOP5」を紹介します。企業が求める人物像を知ることで、SPI性格検査に回答しやすくなるかもしれません。
性格検査で評価されやすい特徴 |
---|
1| コミュニケーション能力 |
2| 協調性 |
3| 誠実さ |
4| 行動力 |
5| チャレンジ精神 |
それぞれ具体的に見ていきましょう。
1位 コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、どんな職種でも求められる重要なスキルだといえます。 業務を円滑に進めるためには、上司・同僚・顧客との円滑な意思疎通が不可欠です。どれだけ優れた知識やスキルを持っていても、相手に適切に伝えられなければ、仕事の成果につながりません。
例えば、営業職では顧客のニーズを正確に聞き取り、適切な提案を行う力が求められます。エンジニアや研究職であっても、チーム内での情報共有や、プレゼン能力は重要です。
SPIの性格検査では「人と関わるのが好きだ」「相手の意見をよく聞く」といった質問への回答から、コミュニケーション能力が評価されます。
2位 協調性
協調性はチームで働く上で欠かせません。 ほとんどの業務は個人ではなく、チームで連携して進めることが多いため、周囲と協力できるかどうかが重要になります。
特に、新人のうちは周囲のサポートを受けながら仕事を覚える必要があり、協調性が低いと新しい環境への適応が難しくなる可能性があります。
SPIの性格検査では、「チームで動くのが好き」「他人の意見を受け入れやすい」といった項目に対する回答から、協調性が評価されます。
3位 誠実さ
誠実さは、仕事を任せるうえで信頼できるかどうかを判断するために重要です。 誠実な人は、責任感を持って仕事に取り組み、約束を守るため、企業にとって信頼できる存在になります。特にミスが発生した際に正直に報告し、改善しようとする姿勢は社会人の必須条件だといえるでしょう。
例えば、事務職や経理職では、正確性と誠実さが求められます。営業職でも、誠実な対応を心がけることで顧客の信頼を得ることができます。
SPIの性格検査では「嘘をつくのは良くない」「約束は必ず守る」といった質問への回答から、誠実さが評価されます。
4位 行動力
行動力がある人は、自ら進んで動けるため、企業で活躍するイメージを持ってもらいやすいです。 仕事では、指示を待つだけではなく、自分で考えて動ける力が求められます。特に、ビジネス環境が変化する中で、積極的に行動できる人は成長が早いでしょう。
SPIの性格検査では、「思い立ったらすぐ行動する」「新しいことに挑戦するのが好き」といった回答が、行動力の指標になります。
5位 チャレンジ精神
チャレンジ精神がある人は、新しいことに挑戦し、成長できるため、企業から高く評価されます。 企業は変化に適応し続ける必要があり、新しいことに積極的に挑戦できる人材が求められます。 例えば、海外展開を進める企業では、新しい環境に適応し、未知の課題に挑戦する姿勢が歓迎されるでしょう。
SPIの性格検査では「失敗を恐れず挑戦する」「新しいことを学ぶのが好き」といった回答から、チャレンジ精神の有無が判断されます。
SPI性格検査の対策3ステップ

ここからは、SPI性格検査の対策方法を確認していきます。「SPIの性格検査に対策なんて必要なの?」と思われるかもしれませんが、少なくとも次の3つはやっておくと安心です。
- 自己分析
- 実際に受けて結果を確認
- 結果をもとに想定問答集を作る
一つ一つ具体的に見ていきましょう。
① 自己分析
SPIの性格検査に臨む前に、まずはしっかり自己分析をしておきましょう。
SPIの性格検査は、自分の価値観や行動傾向を問われます。そのため、あらかじめ自分の性格を客観的に理解しておかないと、行き当たりばったりで答えてしまい、一貫性のない回答内容になってしまう場合があります。
自己分析は、「モチベーショングラフを書く」や「自分史を書く」など様々なやり方があります。しかし、何から手をつけていいのか分からないという方は、「自己分析シート」を活用してみましょう。
自己分析シートはフォーマットが決まっているため、効率的に自己分析を進めることができます。無料で配布しているので、以下のリンクからダウンロードしてみてください!
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② 実際に受けて結果を確認
SPIの性格検査は、一度実際に受けてみて、自分の結果を確認することが大切です。
SPIの性格検査は選択肢の組み合わせによって結果が変わるため、事前に模擬テストを受けることで、自分の傾向を客観的に把握できるようになります。
例えば、無料のSPI性格検査を受けた結果、「ストレス耐性が低い」という傾向が分かったとします。この場合、本番では嘘にならない範囲でそのような回答を避けることで、バランスの良い結果に調整することも可能です。
一度SPI性格検査の模擬テストを受けて自分の回答パターンを把握するようにしましょう。
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③ 面接の想定問答を作る
SPI性格検査の結果をもとに、面接での質問を想定し、事前に回答を準備しておくことも重要です。
企業はSPI性格検査の結果を参考にして、面接で応募者の人物像を深掘りする質問を行うことがあります。そのため、SPI性格検査の結果から、事前に想定問答(深掘りされそうな質問とその回答例)を作っておくと、面接で落ち着いて答えることができます。
例えば、SPIの性格検査で「リーダーシップが強い」という結果が出た場合、面接で「過去にリーダーとしてチームをまとめた経験はありますか?」と質問される可能性があります。これに対し、「大学のゼミでリーダーを務め、メンバーの意見をまとめながら発表準備を進めました」といった具体的なエピソードを用意しておくと、説得力が増します。
SPI性格検査の結果をもとに面接で聞かれそうな質問を予測し、事前に回答を準備することで、スムーズに対応できるようになります。就活の面接で聞かれやすい質問の例は、次の記事に掲載しています。
SPI性格検査の結果を確認する方法
SPI性格検査の対策として、「結果を確認することが重要」だと述べました。しかし、「SPI性格検査の結果って見られないんじゃないの?」と疑問に感じている方もいるでしょう。 確かに、実際の選考で、企業はSPI性格検査の結果を返してくれません。
しかし、「SPIマスター」ではSPI性格検査が無料で受けられるだけでなく、結果も確認することができます!さらに、結果をもとにキャリアアドバイザーが「向いている仕事」や「面接で深堀りされそうなポイント」を教えてくれるので、企業選びや選考対策も捗るでしょう。
SPI性格検査の結果が見たい、キャリアアドバイザーに結果を分析してもらいたいという方は、「SPIマスター」を活用しましょう。
基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPIマスターではそのSPIと同様の結果を確認することができます!
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SPIマスターでは、
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- 性格検査の結果から企業に沿った回答ができるようになる
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【体験談】SPI性格検査の結果で面接が決まっていた

ESや面接の対策はしっかりするのに、SPI性格検査にはノータッチという就活生は多いと思います。かくいう私もその1人でした。しかし、就活生が考えている以上に企業は性格検査の結果を重視しています。
例えば、私は自己分析の結果、「完璧主義な一面があり、人を頼るのが苦手」という特徴があると自覚していました。そして実際にSPI性格検査を受けてみると「個人主義的傾向」の数値が高く出ていました。
私は元々、面接で「周りからはどんな人だと言われますか?」「チームではどんな立場になることが多いですか?」といった人間関係の質問をされることが多かったのですが、それは企業が私のSPI性格検査の結果を見て「個人主義的傾向」を警戒して質問していたのだと思います。
それに気付いて以降、面接ではチームで協力した経験を積極的に話し、「いざというときはきちんと周りを頼れること」をアピールするようにしています。SPI性格検査の結果次第で、面接で深掘りされる内容は変わってきます。ですから、少なくとも一度はSPI性格検査の結果を確認し、「自分が企業からどう見られているか」を把握しておくべきだと思います。
SPIの性格検査で落ちないためには?

まず前提として、SPI性格検査の結果だけで選考で落とされる可能性は低いといえます。「性格」に正解はないので、基本的には嘘をつかず素直に答えていれば問題ありません。
しかし、次のようなケースではSPIの性格検査が原因で選考に落ちてしまう可能性があります。
- 全ての設問に答え切れていない
- 回答が矛盾している
- 回答が極端すぎる
- 一般常識やモラルがない回答をしている
注意するようにしましょう。
回答時間に気をつける
SPIの性格検査は設問数が多いため、ある程度のスピード感を持って答える必要があります。実際の検査では画面上に制限時間が表示されて、時間内に回答できないと画面が自動的に切り替わってしまいます。
SPI性格検査の形式に慣れていないと、焦って答えきれないこともあるでしょう。1問1問に対してあまり深く考えすぎず、全問答え切ることが重要です。
矛盾がないようにする
SPIの性格検査では、同じ内容を表現を変えて何度も聞かれることがあるため、矛盾のない回答を心がけることが大切です。SPIの性格検査では、回答に一貫性があるかを確認するために、意図的に似た質問を繰り返されます。
もし矛盾した回答をすると、「作為的に答えている」と判断され、選考で不利になる可能性があります。 時間以内に全て回答しきるためにはある程度直感的に答える必要もありますが、同時に矛盾のない回答になっているかも意識しましょう。
極端な回答を避ける
SPI性格検査では、極端な性格だと思われてしまう回答はなるべく避けるのが無難です。 企業で働く上では協調性や柔軟性が重視されるため、極端な考え方を持っている人よりも、バランスの取れた人の方が好まれます。
例えば、「周りの意見に関係なく、自分の意見を貫くべきだ」という質問に対し、「はい」や「いいえ」を極端に選ぶと、独断的すぎる人、または優柔不断な人と見なされる可能性があります。この場合、「どちらかといえばそう思う」といった中間的な選択肢を選ぶことをおすすめします。
一般常識的な設問を外さない
SPIの性格検査には、常識的な価値観を問う設問が含まれているため、不自然な回答をしないよう注意が必要です。 企業は、応募者が社会人として適切な価値観を持っているかを確認するために、一般常識に関する質問を設けることがあります。ここで常識から外れた回答をすると、仕事に支障をきたすのではと判断される可能性があります。
例えば、「人との約束は守るべきだ」「嘘をつくのは悪いことだ」という質問に対して「いいえ」と答えると、「不誠実な人」と見なされてしまいます。 一般常識的な質問では、社会人として望ましい回答をするようにしましょう。
まとめ
本記事では以下の内容をお伝えしました。
- 企業はSPIの性格検査を面接で活用する。
- 一貫性を持った回答が重要。
- 企業の求める人物像を理解し対策する。
- 模擬テストを活用し、自己分析を深める。
SPIの性格検査は、企業が応募者の性格特性や職務適応性、組織適応性を見極めるための重要なテストです。適当に受検すると、自分の強みを正しく伝えられず、選考に影響を及ぼす可能性があります。
適切な対策を行い、一貫性を持って回答すること、企業の求める人物像を理解すること、模擬テストで事前練習することが、SPI性格検査を攻略するポイントとなります。ぜひ、本記事で紹介した対策方法を活用し、SPI性格検査に臨んでください!
また、SPIの計算問題についても知りたいという方は、次の記事を参考にしてみてください。
性格検査を上手く利用して、自己分析を進めましょう!SPIマスターでは、本番同様の性格検査を受けることができます。また、基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPIマスターではそのSPIと同様の結果を確認することができます!
そのため、性格検査の結果から簡単に自己分析をすることができます!
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