【ENFJ-AとENFJ-Tは何が違う?】主人公を徹底分析!

ENFJ(主人公)はMBTI診断において、外向的(Extraverted)、直感的(Inuitive)、感情的(Feeling)、判断的(Judgement)な特徴を持つタイプです。

ENFJ型の人はさらに、ENFJ-AとENFJ-Tの2つのサブタイプに分かれています。これらのAやTにはどのような意味があるのでしょうか?

この記事ではMBTI診断でENFJ(主人公)が出た方の、「ENFJ-AとENFJ-Tにはどんな違いがあるの?」という疑問にお答えします。ENFJ-AとENFJ-Tにそれぞれ向いている環境や仕事についてもご紹介するので是非ご覧ください。

こんな人に読んでほしい

  • 「ENFJ-A」と「ENFJ-T」の違いを知りたい人
  • 「ENFJ-A」と「ENFJ-T」に適した仕事を知りたい人
  • ENFJ(主人公)について詳しく知りたい人

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MBTIのAとTの違いとは?

MBTIは、全てMBTI-AとMBTI-Tに分かれています。

  • A:自己主張型
  • B:慎重型

それでは実際にAssertive(自己主張型)とTurbulent(慎重型)でどのような点が違うのか見ていきましょう。

MBTI‐Aは「自信に満ちた安定型」

Assertive(自己主張型)は自信に満ちた安定型とされています。特徴としては以下のことが挙げられます。

  • 自信がありストレスに強い
  • 失敗しても引きずらず、過去をあまり気にしない
  • 落ち着いており、感情に流されにくい
  • 自分の判断に確信を持ちやすい

Assertive(自己主張型)は上記のとおり、自分に自信を持っており、ポジティブな傾向があるといえます。このような性格であることによって、目標達成に向けて神経質になりすぎず自分のストレスにならないように物事を進めることができます。

また、失敗に対しても長時間悩むようなことはなく、この前向きな姿勢はAssertive(自己主張型)の特徴を持つ人の人生の満足度を高めています。

一方で自信が高すぎるあまり、細かい問題を見落としてしまうこともよくあり、目標や結果にマイナスな影響を与えていることもあります。

上手くいくことが連続すると根拠がないのに「次も成功するだろう」と思ってしまい楽観的になりすぎてしまうことも特徴です。自分を過信し、楽観的になってしまうと、他人の意見に無頓着になってしまうのでこの点はAssertive(自己主張型)の気を付けるべきポイントといえます。

MBTI-Tは「成長を求める努力家」

Turbulent(慎重型)は成長を求める努力家とされています。特徴としては以下のことが挙げられます。

  • 向上心が強く、完璧を目指す
  • 過去の後悔をよく振り返る
  • ストレスを感じやすいが、それを原動力にできる
  • 失敗や批判に敏感で、細かいことを気にしやすい

Turbulent(慎重型)は上記のとおり、細かいことを気にする傾向がありますが、その分高みを目指すことができます

このような性格であることによって、小さな問題を見逃さず、改善に努めることができます。できるだけ大きな問題にならない早いうちに対処できることもTurbulent(慎重型)の特徴といえるでしょう。

また、自分の行動や能力に対してストレスに感じてしまうことも多いですが、そのストレスをエネルギーに変換して原動力にすることもできます。

一方で自分が完璧であろうと努力するあまり、失敗や他人との比較で落ち込んでしまうこともよくあり、常にストレスや疲れがたまりやすい状況でもあります

Turbulent(慎重型)は性格上、上手くいくことよりも失敗しない方法を考えてしまうことも良くあるので失敗にとらわれすぎないようにすることはTurbulent(慎重型)の注意するべきポイントといえるでしょう。

ですが、Turbulent(慎重型)の慎重で注意深い性格があるからこそ、リスクや問題を深く考えることができ、社会や組織の安全を維持することができているともされています。

ENFJ-AとENFJ-Tの特徴の違い

ENFJ(主人公)は「Extraverted(外向型)」「Intuitive(直観型)」「Feeling(感情型)」「判断的(Judgement)」な特徴を持つタイプです。

ENFJ(主人公)の特徴

  • 社交性と創造性に溢れている
  • 考えるよりも先に行動するタイプで熱しやすく冷めやすい
  • 共感力が高く、誰とでも仲良くなれるのでチームの中心になる

ENFJ(主人公)は自由奔放で社交的で新しいアイデアや経験に対して強い好奇心を持つことが特徴です。また、親身になって対応をする能力にも長けているので意図せずとも周囲から頼られるような存在となっています。

ENFJの詳しい性格や相性を知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください!

では、ENFJ-AとENFJ-Tには実際どのような違いがあるのでしょうか?

ENFJ-Aの特徴

ENFJ-Aの特徴をまとめると以下のようになります。

  • 主体的に行動を起こす
  • ストレスに強くポジティブ思考
  • リーダーシップを発揮する
  • 失敗を恐れずに果敢に挑戦する

ENFJ-Aは、自信とリーダーシップ、思いやりと共感力が強調されるまさしく「主人公」タイプです。

リーダーシップの資質を備え、他者のニーズを優先し、支えることが得意なため周囲から頼られる存在でもあります。集団においても自分の意見や考えをしっかりと持っており、主張しながらも、他のメンバーの意見を尊重して共感しながら進むことができます。

また、自分自身が決めた目標やビジョンに向かって必要な行動を起こす決断力を持っているので困難な状況でも落ち着いて行動することができます。

ENFJ-Aの注意するべき点もあります。

  • 自信過剰
  • 目先の達成感に囚われる
  • 強い理想主義

ENFJ-Aは自分に自信があるがゆえに自信過剰で主張が強すぎると感じられてしまうかもしれません。また、自分が直観的に正しいと感じることを積極的に行うので肝心なポイントを見過ごしてしまうこともあります。ENFJ-Aは周囲に対して強い理想を持っているため、意見が合わない相手に対してストレスを感じてしまいます。

ENFJ-Tの特徴

ENFJ-Tの特徴をまとめると以下のようになります。

  • 客観的な視点で問題解決に取り組む
  • 物事を慎重に進める
  • 周囲のサポートが得意
  • 計画的で効果的に物事を進める

ENFJ-Tは柔軟性と計画性、自己批判的な傾向を重視する「戦略家」タイプです。

状況に応じて適応する能力に優れています。予期しない困難に直面しても、状況を分析して最善の戦略を考え、柔軟な思考で対処することができます。また、将来の目標や取り組むべき課題を明確にし、段階的なアプローチで進むことが得意です。

一方でENFJ-Tは自己批判的な傾向が強いので自分自身の行動を客観的に見て改善する努力を怠りません。

柔軟性を持ちながらも、自身の能力や弱点を把握し、継続的な成長を追求することで、成功を収めることができます。

ENFJ-Tの注意するべき点もあります。

  • 周囲からの批判に敏感
  • 行動に移すことが遅い
  • 完璧主義

ENFJ-Tはとても繊細で他人の意見や感情に対して非常に敏感です。

そのため自分の意見に自信を持ってはいるものの、周囲の期待やフィードバックに対して過剰に反応してしまうことが多いです。

このように周囲からの批判が頭に浮かんでやりたいことをなかなか行動に移せないという特徴もあります。

ENFJ-AとENFJ-Tに適した環境はそれぞれ違う?!

ENFJ(主人公)でもENFJ-AとENFJ-Tでは違いがあることがわかりましたか?性格が違えばそれぞれに適した環境も変わってきます。

それぞれの適した環境を理解することは自分の良さを最大限に発揮する大切な鍵になります。さまざまな場面で使えるので参考にしてみてください。

ENFJ-Aに適した環境は信念を持ってリーダーシップを発揮できる環境です。

  • リーダーシップを発揮できる環境
  • 人との関わりが多い環境
  • 価値観や信念に基づいた環境
  • スピード感のある環境

ENFJ-Aは他者を導くことに喜びを感じ、人間関係を築くことに長けているため上記のようなリーダーとして前向きに組織を引っ張れる環境に適しています。例えばプロジェクト型の仕事、営業チーム、社内調整が多いポジションがある環境がよいでしょう。

また、自分の信念を重要視しながらも、その中でポジティブな変化をもたらせられる環境であることが重要になっています。また、ENFJ-Aは迷いなく決断できるため、スピード感のある環境で活躍しやすいです。

ENFJ-Aに適さない環境

  • 孤立した環境
  • 人間関係が冷たい環境
  • 機械的な作業の多い環境

ENFJ-Aは、社交性が高く人とのつながりを大切にするため、人とのつながりが少なく事務的で機械的な作業の多い環境には適していないと言えます。一人で同じ作業を繰り返したり人と会話するタイミングがほとんどない環境では息が詰まってしまうでしょう。

ENFJ-Tに適した環境

  • 明確な目標やビジョンがある環境
  • 協力的な雰囲気な環境
  • フィードバックと自己成長ができる環境
  • じっくり考えることが求められる環境

ENFJ-Tは、自分の行動が目標に向かっていることにやりがいを持ち、他者との感情的な繋がりを重視し、自己改善を強く意識するため、明確な目標があり、協調的な文化の中でフィードバックと自己成長が促進される環境が適しています。

また、ENFJ-Tは慎重型であるので頼れる人間性はあるものの、比較的裏からサポートする傾向にあります。ネガティブに物事を考えがちなのでメンタルのセルフケアを上手に行えれば持ち前のカリスマ性を存分に発揮することができます。自己管理が大切なタイプということができます。

例えば、少人数で信頼関係が強いチームや1on1文化がある環境では自分の力を発揮できるでしょう。

ENFJ-Tに適さない環境

  • 過度にプレッシャーがかかる環境
  • 批判的な雰囲気や競争的な環境
  • サポートが欠如した環境

ENFJ-Tは、ストレスに適切に対処することが苦手であるため、過度にストレスがかかってしまう環境には適していません。例えば、体育会系の不動産営業や実力主義のテレアポ営業の環境ではストレスを貯め込んでしまう可能性が高いです。

ENFJ-AとENFJ-Tそれぞれに向いている仕事

ここまでENFJ‐AとENFJ‐Tの性格と環境について紹介してきました。次は、性格と環境から見た向いてる仕事についてご紹介します。

ENFJ-Aに向いている仕事

  • 人事
  • 広告営業
  • 介護士

1.人事

ENFJ-Aに向いている仕事の1つ目は、人事です。

人事は配置転換や異動といった社内の人材配置について情報収集をし、計画を立て、配置や異動を行う業務をします。ENFJ-Aの持ち前の直観力の高さで人の感情を深く理解することができます。人を引き付ける性質があるので周囲を勇気づけて全体の士気を上げることができるでしょう。

2.広告営業

ENFJ-Aに向いている仕事の2つ目は、広告営業です。

広告営業は企業や団体の広告活動を代行する仕事です。ENFJ-Aは柔軟な発想力があり、他者の興味やニーズを満たす方法を見つけられるため広告営業の適性が高いと言えます。また、競争率の激しい広告業界には何事にも挑戦する前向きな姿勢が重要です。指摘を真摯に受け入れ次の提案に役立てることで自己成長できるENFJ-Aが活躍することができます。

3.介護士

ENFJ-Aに向いている仕事の3つ目は、介護士です。

介護士は要介護者や要支援者に対して日常生活を送るうえで必要な援助を提供する仕事です。直接身体に触れながらお世話をする「身体介助」が中心ではありますが、相手の気持ちに深く寄り添い、主体的に行動することが求められます。ENFJ-Aはストレス耐性があるので体力を使う仕事ではありますが、相手に尽くす性格を活かせるので向いている仕事ということができます。

ENFJ-Aの社交性、リーダーシップ、柔軟な対応力といった特性を最大限に活かすことができ、また変化を楽しみ、チャレンジ精神が旺盛なため、このようなチームとの協力や新しいアイデアが求められる仕事は適性があると言えます。

ENFJ-Aに向いていない仕事

  • プログラマー
  • 運送業
  • 事務職

過剰な責任感やプレッシャーへの敏感で、チーム全体の士気を上げるよりも正確な業務遂行能力が求められるような定型業務の多い仕事は向いているとは言えません。

ENFJ-Tに向いている仕事

  • スクールカウンセラー
  • 塾講師
  • ソーシャルワーカー

1.スクールカウンセラー

ENFJ-Tに向いている仕事の1つ目は、スクールカウンセラーです。

スクールカウンセラーは学校に通う子どもたちや教職員の心のケアをする仕事です。人の感情に敏感なENFJ-Tは相談に乗ることが得意で、適格なアドバイスもすることができます。些細な変化に気が付きやすいので小さなサインでも見落とさないで、相談者の助けとなる存在になることができるでしょう。

2.塾講師

ENFJ-Tに向いている仕事の2つ目は、塾講師です。

塾講師は学習塾で生徒の勉強を教える仕事です。ENFJ-Tのサポートが得意な性格と計画的に相手の成長を促すことができる特性を活かすことができます。ENFJ-T自身は自分の成長だけでなく他者の成長も大切にします。どんな時にも相手に寄り添うことができるので、勉強面だけでなく精神面でも生徒を支えてあげることができる存在になるでしょう。

3.ソーシャルワーカー

ENFJ-Tに向いている仕事の3つ目は、ソーシャルワーカーです。

ソーシャルワーカーは医療、教育、福祉・介護などの業界において、相談員として支援を行う仕事です。また、仕事の意義や価値について考えることも多く理想主義であるので、社会貢献できるということが熱心に取り組むことができる大きな理由になります。

また、ソーシャルワーカーには相手の置かれている状況を正確に把握する力が求められますが、複雑な事象を理解することのできるENFJ-Tにとっては得意でしょう。

ENFJ-Tに向いていない仕事

  • 救急医
  • 警察官
  • トレーダー

ENFJ-Tは完璧主義で自己評価が厳しいため上記の仕事には向いているとは言えないでしょう。柔軟性や適応力の強さから、決断力の欠如や決断を遅らせる傾向があり迷いや不確実性に苦しむことがあるため、素早く適切な判断を求められる仕事についても向いているとは言えません。

ENFJに向いている仕事の見つけ方は?

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MBTIは就活でつかえる?!

今回は、ENFJ-AとENFJ-Tの違いについて解説してきました。

MBTIは、自分の性格を知ることができるため、自分に合った環境や適職を考える際にも一つの指針になるといえます。

しかし、注意して欲しいのが、MBTIを過信しすぎるのは自分の可能性を狭める危険があるということです。MBTIはあくまでもざっくりとした性格の傾向に過ぎません。人には、16タイプには分けられないそれぞれの個性や考え方、強み・弱みがありますよね。

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まとめ
  • ENFJ-Aの特徴
     主観的に行動を起こす
     ストレスに強くポジティブ思考
     リーダーシップを発揮する
     失敗を恐れずに果敢に挑戦する
  • ENFJ-Tの特徴
     客観的な視点で問題解決に取り組む
     物事を慎重に進める
     周囲のサポートが得意
     計画的で効果的に物事を進める

今回はENFJ-AとAとENFJ-Tの特徴の違いについてご紹介しました。

ENFJ-AとENFJ-Tでは向いてる環境や仕事も大きく変わってくるので、知っておくと今後の生活やキャリアにも生かすことができるかもしれません。

MBTIを信じすぎてしまうことは良くはありませんが、自分を知るきっかけとしてはとても参考になります。自分を知り、自分に合った環境・仕事で力を発揮できるようにしましょう!

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