「INFJ-A」と「INFJ-T」の違いとは？適職の探し方も解説！

同じINFJ（提唱者）でも、INFJ-AとINFJ-Tに分かれていることをご存知ですか？多くの人が、この2つの違いが良く分からず、気にせず流してしまうことも多いのではないでしょうか。

しかし、実はINFJ（提唱者）でも、-Aと-Tでは違いがあるんです。そこで今回は、意外と知られていないINFJ-AとINFJ-Tの違いを徹底解説します。INFJ-AとINFJ-Tそれぞれに向いている仕事も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

こんな人に読んでほしい

「INFJ-A」と「INFJ-T」の違いを知りたい人
「INFJ-A」と「INFJ-T」に適した仕事を知りたい人
INFJ（提唱者）について詳しく知りたい人

目次閉じる

【MBTI】AとTの違いとは？
- MBTI-Aの特徴
- MBTI-Tの特徴
INFJ-A INFJ-Tの違いとは？
- INFJ-Aの特徴
- INFJ-Tの特徴
INFJ-AとINFJ-Tに適した環境はそれぞれ違う？！
INFJ-AとINFJ-Tそれぞれに向いている仕事
MBTIは就活で使える？！
まとめ

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【MBTI】AとTの違いとは？

MBTIは、全てMBTI-AとMBTI-Tに分かれています。（参照：16Personalities）

A：自己主張派
T：慎重派

では、AとTには、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。

MBTI-Aの特徴

Aは Assertive（アサーティブ）のことで、直訳すると「自己主張する」「積極的な」という意味です。

Aタイプの人は、自信があり、冷静で、ストレスに強いという特徴があります。目標に向かって着実に努力することができ、緊張や不安によって気持ちが左右されることはあまりありません。また、過去の自分の行動や選択を振り返って後悔することはあまりなく、常に前向きに、未来を見据えて行動します。

しかし、この自信が自信過剰に変わると、他人の望みを遮ってまで自分の意思を押し通そうとしてしまうことがあります。

MBTI-Tの特徴

TはTurbulent（タービュレント）のことで、直訳すると「荒れ狂う」「動揺した」「騒然とした」という意味になります。

Tタイプの人は、成功志向、完璧主義で、向上心があります。より多くのことを達成することで、自分の自信のなさを相殺しようとします。また、Tタイプの人は、小さな問題に気づき、それが大きな問題になる前に対処しようとする傾向があります。

一方、他人からの批判や軽蔑、後悔など、際限のない考えにとらわれることもあります。Tタイプはストレスに弱く、未来を不安に感じてしまうことも多いようです。

INFJ-A INFJ-Tの違いとは？

そもそも、INFJ（提唱者）には、次のような特徴があります。

深い洞察力を持ち、本質を見抜く
強い価値観を持ち、理想を追求する
共感力が高く、人の気持ちを理解する
一人でじっくり考える時間を大切にする

INFJ（提唱者）は、その名の通り、深い洞察力と強い価値観を持っています。物事の本質を見抜き、長期的な視点から理想を追求することが得意です。非常に直感が鋭く、論理的に考えながらも、人々の感情や社会全体の調和を重視します。その共感力と戦略的思考を活かし、組織やチームに静かに影響を与え、内側から変革を促すことができます。

INFJ（提唱者）の詳しい性格や相性を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

2025年2月17日【完全版】INFJ（提唱者）と相性の良いMBTIは？恋愛・仕事の相性やおすすめの仕事の探し方も解説！

それでは、INFJ-AとINFJ-Tの違いを見ていきましょう。

INFJ-Aの特徴

INFJ-Aの特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。

深い洞察力を持ち、本質を見抜く
自己確信があり、強い信念を持つ
共感力が高く、人の気持ちを理解する
目的意識が強く、長期的な視点で行動する
静かに影響を与え、組織や人を導く
冷静でストレス耐性が高い

INFJ-Aは、ビジョンを持ち、人々の成長や社会の変革を支える「先導者」タイプです。物事の本質を深く理解し、理想を実現するための道筋を描くことが得意です。また、自己確信があり、自分の信じる価値観を貫く強さを持っています。共感力も高く、他者の感情を理解しながら、静かに影響を与えるリーダーシップを発揮することができます。

また、INFJ-Aは冷静でストレス耐性があり、一時的な困難に動じにくい傾向があります。計画的に物事を進めることが得意であり、じっくりと練られた戦略を実行する力を持っています。こうした性格から、人や組織の成長を支援する仕事や、社会に影響を与える分野で特に力を発揮しやすいでしょう。

一方、INFJ-Aには以下のような弱点もあります。

一人で抱え込みすぎる
完璧主義になりやすい
感情を表に出さず、距離を感じさせることがある

INFJ-Aは、人の成長を支えようとするあまり、自分自身の負担を後回しにしてしまう傾向があります。また、理想を追求するあまり完璧主義に陥り、細かい部分にこだわりすぎることもあります。

さらに、冷静で落ち着いた態度をとるため、周囲からは距離を感じさせてしまうこともあるでしょう。

INFJ-Tの特徴

INFJ-Tの特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。

直感的で深い洞察力を持つ
共感力が高く、人の気持ちを敏感に察知する
慎重で、計画的に物事を進める
理想を追求しながらも、自己評価が厳しい
繊細で、細部にまで気を配る
ストレスを感じやすく、不安になりがち

INFJ-Tは、INFJ-Aと同様に理想を持ち、人や社会にポジティブな影響を与えたいと考えるタイプですが、より内省的で自己批判的な一面があります。目標に向かって進む中で、「本当にこれでいいのか？」と自問自答しながら試行錯誤を繰り返す傾向が強いです。

そのため、決断には時間がかかることもありますが、慎重に熟考を重ねた結果、より洗練された考えや計画を生み出すことができます。

一方で、INFJ-Tには、以下のような弱点もあります。

自己評価が厳しく、自信を持ちにくい
ストレスを抱え込みやすく、精神的に疲れやすい
考えすぎて行動に移すのが遅くなることがある

INFJ-Tは、INFJ-Aに比べて、自己評価が厳しく、不安を感じやすい傾向があります。理想を追求しながらも、「この選択は本当に正しいのか？」と自問自答を繰り返し、迷いが生じることもあります。また、深く考えすぎるあまり、決断に時間がかかり、行動を起こす前に慎重になりすぎてしまうこともあります。

INFJ-AとINFJ-Tに適した環境はそれぞれ違う？！

同じINFJ（提唱者）でも、AタイプとTタイプでは違いがあることがお分かりいただけたでしょうか？性格の違いがあるMBTI-AとMBTI-Tでは、適した環境にも違いがあるんです。

INFJ-Aに適した環境

INFJ-A（自己主張型提唱者）に適した環境は、自分の価値観やビジョンを大切にしながら、人や社会に貢献できる環境です。

長期的なビジョンを持てる環境
人々の成長を支援できる環境
目的意識が明確で、社会的意義のある環境
落ち着いて計画的に物事を進められる環境

上記のような、INFJ-Aの洞察力や計画性を活かせる環境において、彼らは最大限の力を発揮できます。INFJ-Aは強い信念を持ちながらも、他者との調和を大切にし、組織やチームに静かに影響を与えることができるため、リーダーシップを発揮する場面でも活躍しやすい タイプです。

INFJ-Aに適さない環境

INFJ-A（自己主張型提唱者）に向いていない環境は、自分の理想を活かせない環境や、人との深い関わりが持てない環境です。

短期的な成果や利益が最優先される環境
表面的な人間関係が多く、深い対話ができない環境
上下関係が厳しく、意見を自由に言えない環境

INFJ-Aは、目的意識のない単調な仕事や、競争が過度に重視される環境では、モチベーションを維持しにくくなります。人間関係がドライで利害関係ばかりが優先される職場では、ストレスを感じやすくなるでしょう。

INFJ-Tに適した環境

INFJ-T（慎重型提唱者）に適した環境は、深く思考しながら、人々や社会に対して影響を与えられる環境です。

落ち着いて考え、じっくりと取り組める環境
人々の成長や社会貢献にフォーカスできる環境
明確なビジョンがあり、目的意識を持てる環境
協力し合いながら、丁寧に意思決定ができる環境

INFJ-Tは、INFJ-Aと同様に理想を追求し、人々に良い影響を与えることを重視する傾向があります。そのため、じっくりと考えながらも、周囲の意見を取り入れつつ調整できる環境が理想的です。

INFJ-Tに適さない環境

INFJ-T（慎重型提唱者）に向いていない環境は、極端に競争的で、人との深い関わりや内省の時間が持てない環境です。

短期的な成果が最優先され、長期的なビジョンが持てない環境
過度なストレスやプレッシャーがかかり、精神的に消耗しやすい環境
共感や対話がなく、個人の意見が尊重されにくい環境
変化を拒み、既存のやり方に固執する組織

INFJ-Tは、INFJ-Aと比べて自己評価が厳しく、周囲の反応を強く意識する傾向があります。常に即断即決を求められたり、ミスが許されない環境では、慎重さが裏目に出てストレスを感じやすくなるでしょう。

またINFJ-A同様、自分の価値観やビジョンを反映できない環境では、意義を見出せずモチベーションを維持しにくくなるでしょう。

INFJ-AとINFJ-Tそれぞれに向いている仕事

ここまで、INFJ-AとINFJ-Tに適している環境について説明してきました。続いて、INFJ-AとINFJ-T、それぞれに向いている仕事、向いていない仕事をご紹介します。

INFJ-Aに向いている仕事

INFJ-Aには、以下のような仕事が向いています。

教師
心理カウンセラー
人事・採用担当
社会福祉士
作家・編集者

1.教師

INFJ-Aに向いている仕事1つ目は、教師です。

生徒の成長を支え、知識を伝える仕事は、INFJ-Aの共感力と指導力を活かせる職種です。教育を通じて長期的な影響を与えることができるため、目的意識を持って働きやすいでしょう。また、生徒一人ひとりに向き合いながら、個々の可能性を引き出すことができる点も、INFJ-Aにとって魅力的です。

2.心理カウンセラー

INFJ-Aに向いている仕事2つ目は、心理カウンセラーです。

心理カウンセラーは、クライアントの悩みや問題に寄り添い、解決に導く仕事です。INFJ-Aは、人の感情を敏感に察知し、深い共感を示すことができるため、相手の心を開かせるのが得意です。クライアントの成長や変化を支援しながら、社会に貢献できるこの仕事は、INFJ-Aの価値観と強く一致するでしょう。

3.人事・採用担当

INFJ-Aに向いている仕事3つ目は、人事・採用担当です。

企業の文化を形成し、適切な人材を採用・育成するこの職種は、INFJ-Aの洞察力とリーダーシップを活かせます。個々の強みを見抜き、最適な環境を提供することで、組織の成長に貢献できる点が魅力的です。また、職場の人間関係やチームの調和を保つ役割も担うため、INFJ-Aの共感力や調整力が発揮されやすいでしょう。

4.社会福祉士

INFJ-Aに向いている仕事4つ目は、社会福祉士です。

社会福祉士は、高齢者や障がい者、経済的に困難を抱える人々を支援する仕事です。INFJ-Aは、人を助けることにやりがいを感じ、社会的な意義のある仕事に強い関心を持つため、適性が高い職種です。

5.作家・編集者

INFJ-Aに向いている仕事5つ目は、作家・編集者です。

深い洞察力と豊かな想像力を持つINFJ-Aは、文章を通じて人々に影響を与える仕事に適しています。作家として物語やエッセイを通じてメッセージを発信することも、編集者として他者の表現をサポートすることも可能です。特に、社会問題や人間心理に関するテーマを扱う場合、INFJ-Aの思慮深さが活かされるでしょう。

INFJ-Aに向いていない仕事

一方で、INFJ-Aは短期的な成果が最優先される仕事や、表面的な人間関係が多い職種、また創造性や価値観を活かせない環境では能力を発揮しづらい傾向があります。

証券トレーダー
営業職
工場のライン作業
テレマーケティング（コールセンター営業）
軍隊・警察官

INFJ-Tに向いている仕事

INFJ-Tには、以下のような仕事が向いています。

スクールカウンセラー
医療ソーシャルワーカー
大学教授 / 研究者
NPOスタッフ / 社会福祉士
公務員

1.スクールカウンセラー

INFJ-Tに向いてる仕事1つ目は、スクールカウンセラーです。

生徒の悩みや心理的な問題に寄り添い、成長をサポートする仕事は、INFJ-Tの共感力と洞察力を活かせる職種です。学校という環境の中で、個々の生徒が抱える問題をじっくりと聞き、慎重にアドバイスを提供できる点が、INFJ-Tにとってやりがいを感じやすいでしょう。

2.医療ソーシャルワーカー

INFJ-Tに向いてる仕事2つ目は、医療ソーシャルワーカーです。

病気や障がいを抱える患者やその家族をサポートするこの仕事は、INFJ-Tの共感力や慎重な判断力を活かせる職種です。患者の状況を総合的に判断し、適切な支援を提供するため、相手の感情を深く理解しながら冷静に対応することが求められます。

3.大学教授 / 研究者

INFJ-Tに向いてる仕事3つ目は、大学教授 / 研究者です。

INFJ-Tは、物事を深く掘り下げ、慎重に考えることが得意です。そのため、教育や研究分野において、時間をかけてじっくりと知識を蓄え、次世代に伝えていく役割に適しています。特に、社会科学や心理学など、人に関わる研究分野では、INFJ-Tの強みが最大限に発揮されるでしょう。

4.NPOスタッフ / 社会福祉士

INFJ-Tに向いてる仕事4つ目は、NPOスタッフ / 社会福祉士です。

社会的な課題に向き合い、困っている人を支援する仕事は、INFJ-Tの理想主義的な価値観にマッチしやすい職種です。現場での直接的な支援だけでなく、政策提言やプロジェクトの立案など、長期的な視点で社会を良くする活動にも関わることができます。

5.公務員

INFJ-Tに向いてる仕事5つ目は、公務員です。

社会全体の仕組みを改善し、市民の生活をより良くするための政策を考える仕事は、INFJ-Tの洞察力や慎重な思考力が活かせる分野です。特に、福祉政策や教育政策など、人々の暮らしに直結する分野では、INFJ-Tの共感力や倫理観が強みとなるでしょう。

INFJ-Tに向いていない仕事

INFJ-Tは、過度なストレスがかかる環境や、即断即決を求められる職業ではプレッシャーを感じやすくなる傾向があります。また、単調でルーティンワーク中心の仕事や人間関係がドライな職場も、モチベーションを維持しにくいでしょう。

証券トレーダー
ハードセールスの営業職（テレアポ・飛び込み営業）
救急医・外科医
コールセンターオペレーター
イベント運営・ライブスタッフ

MBTIは就活で使える？！

MBTIは、自分の性格を知ることができるため、適職を考える際にも一つの指針になるといえます。

しかし、注意して欲しいのが、MBTIを過信しすぎるのは自分の可能性を狭める危険があるということです。MBTIはあくまでもざっくりとした性格の傾向に過ぎません。人には、16タイプには分けられないそれぞれの個性や考え方、強み・弱みがありますよね。

適職を探す際には、自己分析をして「自分だけの特性」を理解する必要があります。しかし「自己分析ってどうやるの？」「めんどくさい…」と感じる方も多いですよね。

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まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。この記事の内容をまとめると次のようになります。

この記事のまとめ

INFJ-Aの特徴
- 　深い洞察力を持ち、本質を見抜く
- 　自信があり、強い信念を持つ
- 　共感力が高く、人の気持ちを理解する
- 　目的意識が強く、長期的な視点で行動する
- 　組織や人を導く
- 　冷静でストレス耐性が高い
INFJ-Tの特徴
- 　直感的で深い洞察力を持つ
- 　人の気持ちを敏感に察知する
- 　計画的に物事を進める
- 　理想を追求しながらも、自己評価が厳しい