「圧迫面接」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?近年は、圧迫面接を行う企業は減少傾向にあります。しかし、いまだに意図的に圧迫面接を行う企業は一定数あります。
そこで今回は、圧迫面接とはそもそもどういったものなのか、企業が圧迫面接を行う理由や圧迫面接の対処法について解説していきます。
「圧迫面接ってどのような面接なのかな?」「圧迫面接に遭遇したときにどうすればいいのかな?」といった悩みを持っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、最後には圧迫面接に耐えられなくなった時の対処法についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
こんな人に読んでほしい
- 圧迫面接とはどのような面接か知りたい方
- 圧迫面接をされたときの対処法を知りたい方
- 圧迫面接に耐えられなくなったときの対処法を知りたい方
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そもそも圧迫面接とは?
そもそも、圧迫面接とはどのようなものなのでしょうか?
圧迫面接とは、面接官が意図的に厳しい質問や圧力をかける態度をとることで、就活生の反応を探る面接です。
実際に圧迫面接でなく、就活生が圧迫面接だと捉えてしまうケースもありますが、企業が意図的に圧迫面接を行う場合もあります。
近年は、コンプライアンスの意識向上により、圧迫面接が行われるケースは減少しつつあります。しかし、一定数圧迫面接を行う企業もありますので、対策をして焦らず乗り越える必要があります。
企業が圧迫面接を行う理由とは?
では、なぜ企業が圧迫面接を行うのでしょうか?ここからは、企業が圧迫面接を行う理由について解説していきます。
企業がなぜ圧迫面接をしてくるのか、圧迫面接を通して就活生のどういったところを確認しようとしているのか、企業の目的を把握して、圧迫面接の対策に役立てましょう!
ストレス耐性を確認したいから
企業が圧迫面接を行う1つ目の理由は、就活生のストレス耐性を確認するためです。これは、企業が圧迫面接を行う一番オーソドックスな理由です。
業務量が多い、頻繁に顧客からのクレーム対応が必要など、体力的・精神的に負担が大きい仕事で、特にストレスに強い人材が求められます。そのため企業は、圧迫面接で就活生のストレス耐性を確認しています。
圧迫面接というストレスがかかる状況でも耐えられ、うまく対処できる人材であれば、入社後もストレスで体調を崩すことなく活躍してくれるだろうと企業は考えているため、圧迫面接を行っています。
臨機応変に対応できるか知りたいから
企業が圧迫面接を行う2つ目の理由は、就活生が臨機応変に対応できるか知るためです。圧迫面接では、面接官がわざと困難な質問や態度をとることで、就活生の対応力が試されます。
実際の仕事では常に計画通り進むわけではなく、急に仕事を振られたり、取引先の方から無茶ぶりをされたりする機会が多々あります。そのような場面でも、臨機応変に対応する力はとても重要です。
そのため企業は、圧迫面接をすることで就活生の臨機応変に対応できるかどうか判断をしています。
「確かに〇〇という点は理解できますが、私は△△という理由から〜〜だと考えます」といったように、相手の意見の良いところを受け止めつつ自分の意見を伝えられる応募者は、柔軟かつ冷静な対応力をアピールできます。相手の意見を否定せず、その上で自分の意見を伝えることが重要です!
コミュニケーション能力があるか知りたいから
企業が圧迫面接を行う3つ目の理由は、就活生のコミュニケーション能力があるか判断するためです。
圧迫面接では「何を言っても厳しい反応をされるのでは」と感じ、思考が止まったり委縮してしまいますよね。
しかし、営業職やサービス業など相手からの厳しい要求やプレッシャーに応じる場面が多い職種では、そのような状況でも円滑にコミュニケーションを取れる能力が求められます。
そのため、企業は圧迫面接を行うことで、就活生がいかなる状況でもしっかりとコミュニケーションを取れるかどうかを判断しています。
次の記事では、コミュニケーション能力に不安がある方でも就活を勝ち抜く秘訣を解説しています。ぜひ合わせて読んでみてください!
これが圧迫面接!圧迫面接の特徴4選
ここからは、圧迫面接の特徴について解説していきます。面接官がどういった「圧迫」をかけてくるのか、事前に理解しておきましょう!
圧迫面接の特徴を知ることで、圧迫面接に遭遇した際に落ち着いて対応することができるはずです。
① 威圧的な態度をとっている
圧迫面接の1つ目の特徴は、面接官が威圧的な態度をとっていることです。面接は本来、相互理解を深める場ですが、明らかに威圧的な態度をとってくるケースがあります。
- 肘をついて話を聞いている
- 腕を組んだり、足を組んだりしている
- 背もたれに寄りかかっている
- 貧乏ゆすりをしている
面接官の中には、無意識に威圧的な態度を取っている人もいます。そのため、一概に上記の態度をされたからといって圧迫面接にあたるとは言い切れませんが、圧迫面接である可能性は高いでしょう。
② 「なぜ?」と質問攻めをしてくる
圧迫面接の2つ目の特徴は、「なぜ?」と質問攻めをしてくることです。通常の面接でも「なぜ?」と深掘りをされることは多々あります。それは、企業が就活生のことについて詳しく知ろうとしているため、でてきて当然の質問です。
しかし圧迫面接での「なぜ?」という質問は通常の面接の質問と異なります。就活生のガクチカや志望動機を深掘りするための純粋な質問ではなく、わざと就活生が質問に答えられなくなるまで深掘りをしたり、揚げ足を取るためだけに質問をしたりするのは圧迫面接の手法の1つです。
③ 興味を示さない
圧迫面接の3つ目の特徴は、面接官が就活生の話に対して興味を示さないことです。いくら熱意を込めて話しても興味のなさそうな態度を取られてしまうと、自信を失ってしまいますよね。
他の圧迫面接の特徴と異なり、厳しい質問や態度をしてこないものの、話に興味がない態度をとり、就活生の反応を伺っています。
- 相槌がなく、終始無反応である
- 話している間に、何か違うことをしている
- 面接中にあくびをしている
④ 就活生の意見に対して否定的な発言をする
圧迫面接の4つ目の特徴は、就活生の意見に対して否定的な発言をすることです。就活生の発言内容に関わらず、否定的な言葉を投げかけてくる場合は、圧迫面接である可能性が高いでしょう。
自分のやってきたことを否定されると、不安になったりむかついたりしますよね。しかし、いかなる状況でも冷静に対応する必要があります。以下のような言葉を圧迫面接では投げかけてくる可能性があるので頭に入れておく事をおすすめします。
- 「うちの会社に向いてないんじゃない?」
- 「このスキルは弊社では求めていません」
- 「うちの会社に入ってもきつくてすぐに辞めそうだね」
- 「なぜ、わざわざそんなことに取り組んだのですか?」
圧迫面接の対処法
ここからは、実際に圧迫面接に遭遇したときの対処法について解説していきます。いきなり圧迫面接されても、焦らず冷静に対処できるように対策することをおすすめします。
圧迫面接の対処法を3つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「なぜ?」という質問攻めに対応できるよう深掘りしておく
圧迫面接の対処法1つ目は、「なぜ?」という質問攻めに対応できるように自分のガクチカや志望動機を深掘りしておくことです。
あらかじめ想定できる質問と回答を用意しておけば、「なぜ?」と質問攻めされても冷静に対処することができます。自分のガクチカや志望動機を深掘りするときは、5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように)を意識することをおすすめします。
思いつく限り、自分のガクチカや志望動機を深掘りして、想定外の質問をなくせるように準備しておきましょう!
自分のガクチカをどのように深掘りをすれば良いのか不安な方は、ぜひ次の記事を参考にしてください。ガクチカの深掘りの仕方を詳しく解説しています。
また、以下の質問は圧迫面接でよく聞かれる例です。ぜひ参考にして、質問攻めに対応できるようにしてくださいね。
- 「うちの会社に向いてないんじゃない?」
- 「このスキルは弊社では求めていません」
- 「うちの会社に入ってもきつくてすぐに辞めそうだね」
- 「なぜ、わざわざそんなことに取り組んだのですか?」
面接で他にどういった質問をされるのか詳しく知りたい方は、合わせて次の記事をご覧ください。
深呼吸などをして一旦落ち着く
圧迫面接の対処法2つ目は、深呼吸などをして一旦落ち着くことです。企業は圧迫面接を行うことで、就活生がいかに冷静に、柔軟な対応をとれるか見極めています。
圧迫面接を行われていると感じ、表情や態度、発言にネガティブな感情を出してしまうと「ストレス耐性が低い」「打たれ弱いタイプ」と判断されかねません。
意識的に穏やかな表情を心がけることで、冷静に対処することができます。また、深呼吸をして気持ちを整えることも効果的です。これにより、落ち着いて受け答えする余裕が生まれます。
面接官の指摘を否定せず、一旦受け止めて回答する
圧迫面接の対処法3つ目は、面接官の指摘を否定せず、一旦受け止めて回答することです。
たとえ面接官が、あなたを否定するような発言をしても「そんなことはありません」と真っ向から否定してはいけません。
面接官の指摘を一度受け止めた後に、自分の意見を主張することを心がけましょう。そうすることで、自分の素直さをアピールすることができるはずです。
×相手の意見を否定する
例)私はそのようには考えません
○指摘を受け入れた後に自分の意見を主張する
例)ご指摘ありがとうございます。ですが、私は〜だと考えます。
【これだけは避けよう!】圧迫面接でのやってはいけない行動
続いて、圧迫面接に遭遇したときにやってはいけないことについて解説していきます。圧迫面接をされると、つい面接の場でふさわしくない行動を取ってしまう可能性があります。
圧迫面接でのやってはいけない行動を3つご紹介するので、覚えておいてくださいね。
面接会場から勝手に退出する
圧迫面接でのやってはいけない行動の1つ目は、面接会場から勝手に退出することです。
圧迫面接では、面接官の態度や発言から「もう選考には通らないだろう」と諦めてしまう方もいるかと思います。しかし、他の就活生に対しても同じような形式が取られていることが多く、面接官の様子から合否を推測するのは難しいものです。
そのため最後まで真摯に取り組む姿勢が大切です。仮に選考を辞退するつもりでも、圧迫面接での経験は今後の就活や社会人になってからもきっと役立つはずですよ。
面接中に泣いてしまう
圧迫面接でのやってはいけない行動の2つ目は、面接中に泣いてしまうことです。
圧迫面接をされると、つい雰囲気に呑まれて涙が出そうになってしまうこともあるかと思います。しかし、ビジネスの場では泣いたところで何も解決することはできません。
焦りを感じたら深呼吸をし、質問に集中することで落ち着きを取り戻しましょう。雰囲気に吞まれずに、自分のペースで対応する姿勢はとても大切です。
焦ってしまったり、質問のペースが早くて戸惑ってしまったときは
「少々お時間をいただけますか?」と伝えましょう。
自分のペースで話せるように、一旦落ち着くことがポイントです!
反抗的な対応とる
圧迫面接でのやってはいけない行動の3つ目は、反抗的な対応をとることです。圧迫面接をされると、ついカッとなってしまうこともあるかと思います。
しかし、感情に任せて反抗的な対応をとるのは避けましょう。
よくある反抗的な例として、面接官の意見を頭ごなしに否定したり、皮肉や不満を表したりすることが挙げられます。
このような対応をとると、柔軟性や協調性に欠ける印象を与えかねません。一度冷静になって、ビジネスの場にふさわしい対応をとるようにしましょう。
圧迫面接に耐えられなくなったら?
ここまで、圧迫面接の対処法について解説してきました。しかし、いくら対策をしても、圧迫面接に耐えられなくなってしまうこともありますよね。
そこで、ここからは圧迫面接に耐えられなくなったらどうすればいいのか解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
選考辞退を伝えても良い
圧迫面接に耐えられなくなったら、選考辞退を企業に伝えても問題ありません。
圧迫面接を行う企業は、入社後も過度なストレスをかけられる可能性が高いでしょう。そのため、もし入社したとしても社風や業務内容でミスマッチを起こす可能性は限りなく高いです。
ですので、無理して選考を続ける必要はありません。企業に選考辞退の旨を伝えて、他の企業の選考を受けることをおすすめします。
また次の記事では、選考を辞退したいときの対処法について詳しく解説しています。辞退する際の例文もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
一人で抱え込まず周りの人に相談する
圧迫面接に耐えられなくなったら、一人で抱え込まずに周りの人に相談することも大切です。
圧迫面接では、面接官が攻撃的な口調で就活生を攻めることも中にはあります。一人で抱えていると、自責の念に駆られて自信をなくしてしまうことが多々あります。
自信を無くしてしまうと、その後の他の面接にも影響を及ぼしてしまう可能性がありますので、一人で抱え込まずに周りの人に相談するようにしましょう。
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まとめ
この記事を要約すると以下の通りになります。
- わざと圧迫面接を行っている企業も中にはある!
- 圧迫面接をされても冷静さを保つことが重要!
- 圧迫面接に耐えられなければ、選考を辞退しても問題ない!
今回の記事では、圧迫面接の特徴とその対処法について解説してきました。
いざ圧迫面接に遭遇すると、焦ってしまいうまく話せなくなってしまうこともあるかと思います。そんなときは、一度深呼吸をして落ち着きましょう。
圧迫面接の雰囲気に呑まれず、自分のペースで話せるように心がけてください!
この記事があなたの参考になれば幸いです。
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