どこの企業でも必ず聞かれるガクチカ。
留学を経験したという方は、ガクチカでその留学経験について話したい!と考える方も多いのではないでしょうか?
留学経験は就職活動において、企業に評価されやすい貴重な経験です。
しかし、ガクチカとして留学経験を取り上げる際には、知っておかなければならない注意点がいくつか存在します。
そこで今回は、留学をガクチカにしたいあなたのために、採用担当者の評価を獲得する留学のアピール方法を徹底解説します!
また、「留学期間が短くてもガクチカになるの?」「1ヶ月しか留学をしていないからガクチカにならないのではないか」という悩みを抱えるみなさんに向けて、短期留学の経験をガクチカとして使うためのポイントも併せて解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんな方に読んで欲しい
- ガクチカのエピソードとして留学経験を伝えたい方
- ガクチカで留学経験を効果的にアピールする方法を知りたい方
- 留学のガクチカでアピールできる強みを知りたい方
- 「留学期間が短くてもガクチカとして使っていいの?」と悩んでいる方
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ガクチカとして留学経験を伝えるのは効果的?
結論から言うと「留学」はガクチカのエピソードとして効果的です!
なぜなら留学は誰もができる経験ではないため、ガクチカのエピソードとして活用することで他の就活生と差別化を図ることができるからです。
就活生の多くは留学を経験しておらず、部活やバイト、ボランティア活動などを軸にガクチカを話すことが大半。
そんな中で留学は魅力的なアピール材料になる場合が多く、他のライバル達と差をつけやすいのが強みです。
ガクチカで留学経験を伝えるメリット
ここからは、ガクチカとして留学経験を伝える具体的なメリットをご紹介します。
ガクチカのエピソードとしてぱっと目を引く留学ですが、
留学経験をガクチカとして話す場合、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
他のエピソードにはない留学ならではの強みを知り、自分がガクチカを書く上での参考にしてみてくださいね。
インパクトが強い
アルバイトやサークル活動などをガクチカにする学生が多い中で「留学経験」はグッと目を引くインパクトがあります。
採用担当者は一日に何十人分ものガクチカに目を通しています。
そんな採用担当者の最初の関心を引きやすいことが、ガクチカで留学経験を取り上げるメリットです。
志望者が多い人気の企業の中には、「送られてくるすべてのガクチカに目を通す時間がない!」という採用担当者も存在します。
そんな中で、ガクチカの書き出しに「留学」という文字があるだけで、採用担当者にインパクトを与え、その後の内容を読み飛ばされることなく、最後まで目を通してもらうことができます。
就活に一貫性を持たせられる
ガクチカで留学経験をアピールすることで、就活に一貫性を持たせることができます。
就活における一貫性とは、志望動機や将来のキャリア目標について一貫したメッセージを伝えることを指します。
自身の留学経験から、海外展開する企業や業務に携わりたい気持ちが生まれたと話すことで、あなたの説明に大きな説得力を持たせることができるでしょう。
例えば「留学中に経験した〇〇から、海外視点を持っている貴社を志望します。」といった具合です。
一貫性のあるESは、選考過程において信頼性が伝わりやすく、企業からの評価も高まります!
ガクチカの留学経験でアピールできる強み
留学経験を通じて得られる強みはたくさんありますが、中でもアピールしやすいのが以下に紹介する3つです。
ガクチカでは最終的な結果よりも、その結果に至るまでの努力の過程が評価されます。
以下に挙げる強みをアピールする際には、
留学を経て、内面的な部分でどのような変化があり、どう成長したのかを具体的に伝えることで、あなたの人柄が伝わる魅力的なガクチカを作り上げることができます!
コミュニケーション能力
留学経験をテーマにしたガクチカでは、コミュニケーション能力の高さをアピールすることができます。
異国の地で異なる文化や価値観を持つ人々と意思疎通を図る上では、高いコミュニケーション能力が問われるということは容易に想像できます。
言葉や文化の壁を乗り越えながら意思疎通を図り、円滑な関係を築いた経験を伝えることで、その「コミュニケーション能力」という強みに具体的な説得力を持たせることが重要です。
現地の人とのコミュニケーションで苦労したことや、どのように乗り越えたのか具体的な例を挙げながら話すことを意識しましょう!
積極的な人間は、新しいことへ挑戦することや仕事に対してやる気があると企業から前向きな評価を得ることができますよ。
行動力
留学を決断し、実際に実行したあなたの「行動力」は企業への有力なアピールポイントです!
未知の環境に自ら身を投じて学んだという経験からは、高い行動力が伝わります。
特に裁量権の大きい企業やベンチャー企業であれば、高い行動力を持ち、好奇心をもって新しい仕事を見つけ、それをこなしていく能力のある人材は非常に重宝されます。
「いつ留学を決めてどれだけの期間で準備したか」、「留学先ではどのようなことにチャレンジしたのか」などのエピソードを交えて、行動力をアピールしてみましょう。
この強みをより効果的に伝えるため、留学に行くまでの課題や、その意思決定のプロセスを詳しく説明することをぜひ心掛けてみてくださいね。
対応力
慣れない環境や人間関係の中で成果を上げた経験がある方は、その「対応力」をアピールしましょう。
留学では自分と異なる国籍や文化的な背景を持つ人々と関わる必要があります。
そんな留学で得られた柔軟な対応力は、入社後に取引先をはじめとする初対面の人と接する際に非常に役に立つでしょう。
相手のことを理解し尊重しようとする姿勢と、そこから生まれる対応力は、ビジネスの場で求められる基本的な能力です。
対応力は仕事をする際にも必要とされ、社内でも頼れる存在として重宝されます。
慣れない留学という状況で乗り越えたアクシデントは、ガクチカに使える強力なエピソード!
留学先で起きた問題に対して、あなたがどのように行動し、解決に至ったかを伝えることであなたの対応力を効果的にアピールすることができますよ。
留学期間が短くてもガクチカになるの?
留学期間が1ヶ月程度と短い方の中には、「留学がガクチカになるの?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、留学経験があれば短期・長期といった期間を気にする必要はありません!
なぜなら、企業は「留学に行った」という事実自体を評価している訳ではないからです。
1ヶ月や半年という短期の留学でも、自分の強みを発揮できたエピソードであれば、企業に対する有力なアピールポイントとなるでしょう。
【期間別】ガクチカで留学経験をアピールする例文3選
ここでは、ガクチカで留学経験をアピールする例文をご紹介します。
留学期間別に3つの例文を用意したので、自分の経験と照らし合わせながら実際にガクチカを書く際の参考にしてみてくださいね。
【1ヶ月】
私は、大学2年生の夏にアメリカのカリフォルニア州の大学で1ヶ月間の文化交流プログラムに参加しました。
その期間中、一緒に授業を受けていた現地の学生達が休み時間に貴社のポテトチップスをみんなで分けながら食べ、そこに会話と笑顔が生まれる様子を目の当たりにしました。
この経験を通じて貴社の商品の持つ力を実感し、私も食を通じて人々の幸せに貢献したいと考えるようになりました。さらにプログラム中には、現地の学生と合同でお互いの国の食文化について理解するためのワークショップを開催しました。その準備を行う過程では、実際に現地のレストランに行ってその国の人々が好む味や香りを調査したり、日本食レストランに食べに来ている方でどのような日本食が受け入れられているのかを観察することで異なる文化圏での消費者ニーズを理解し、適応する力が養われました。ワークショップでは、自分たちが一連の調査から現地の人々に受け入れられやすいのではないかと考えて用意した日本の和菓子が好評で、食を通じた交流に大きな喜びを感じました。この留学経験を生かして貴社では世界中の消費者に愛される新しい商品開発にも携わり、食を通じて笑顔を届けたいです。
【3カ月~半年】
私は長期留学経験により、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々に対する対応力を養うことができました。
大学1年生の冬にカナダのトロントに留学することを決心し、留学先の大学の授業ではグループでビジネスプロジェクトに取り組みました。その新しい事業を立案する際のアイデア出しの段階において、現地の学生との間に言語やお互いの文化の違いから生じるコミュニケーションの問題が発生しました。私は、グループのリーダーとしてメンバーの意見の食い違いの原因を明らかにするために授業外の時間に食事会を設定し、お互いに気楽な会話を行う中で異なる価値観や意見に対する理解を促しました。その結果メンバーの相互理解が深まり、最終的に全10グループの新事業提案のうち、見事1位の成績を獲得することができました。留学先では自分とは異なる国籍の学生と関わる中で、違いそのものを尊重しつつ、そこから生まれる意見の相違に対して柔軟に対応する力を身につけました。貴社においては、いかなる困難に直面した際にもその状況に適応し、国際的なビジネス環境で成果を上げます。
【1年間】
私はオーストラリアへの1年間の留学を通して、行動力が高まりました。
私は中学生の時から留学に対して憧れを抱いており、大学1年生の時にその夢を実現するため、自ら積極的に留学プログラムを探し出し、奨学金を獲得しました。現地の大学では、経営学を専攻し、現地企業でのインターンシップにも参加しました。そのインターンシップでは新商品の開発プロジェクトに参加し、マーケットリサーチや消費者アンケートの実施を担当しました。現地の消費者の嗜好を理解するために、現地のイベントやフェスティバルに参加し、フィードバックを収集したり、プロジェクトのリーダーとして、チームメンバーと協力しながら、効果的なプロモーション戦略を立案し、実行に移しました。この経験を通じて、新しい環境に迅速に適応し、自ら行動を起こす力を磨きました。貴社ではこの行動力を活かし、新しい市場の開拓や革新的な商品開発に積極的に取り組みたいと考えています。また、国際的なプロジェクトに参加し、グローバルな視点でのマーケティング戦略を推進することで貴社の商品を世界中の消費者に広め、食を通じて人々に笑顔を届ける活動に貢献します。
ここまでも何度か述べてきたように、ガクチカでは成果や結果よりもそこに至るまでにしたあなたの努力や行動が評価されます!
なぜなら企業が求めているのは、仕事をするにあたって「困難な状況に際しても諦めず、粘り強く仕事に取り組むことができる人材」であるからです。
最終的な成果も重要ですが、例文のようにそこに至る過程でどんな困難があり、具体的にどのような行動をすることでそれを乗り越えてきたのかを詳しく伝えましょう。
人事が留学経験において評価しているポイントは?
留学経験は、ガクチカに活用できる強力なエピソードであることが分かりました。
さらに、採用担当者が見ている評価ポイントを意識すれば、留学経験をさらに強くアピールできます!
ここからは、留学経験をアピールするガクチカにおいて採用担当者が評価しているポイントを徹底解説します。
せっかくの留学経験を無駄にしないためにも、評価基準を知り、留学経験を効果的にアピールできるガクチカを完成させましょう!
あなたの人柄
企業がガクチカにおいて評価しているポイントの1つ目は、あなたの人柄です。
ガクチカからは、学歴や成績などではアピールしづらい志望者の性格や価値観を読み取ることができます。
ガクチカで留学経験を伝える際には、留学という挑戦に挑むという選択をしたあなたの動機やモチベーションの高さを伝えることが重要です!
留学による成長幅の大きさ
企業がガクチカにおいて評価しているポイントの2つ目は、留学による成長幅の大きさです。
留学に行くという選択があなたにとって大きな挑戦であったことは、疑う余地がありません。
だからこそ、刺激に対する変化量の大きさが問われているんです!
留学を経験した方が陥りやすいのが、「留学は他の経験よりも特別だ」という思い込みです。
部活で日本一を目指すことも、そこには大きな困難が伴い、困難に逃げずに戦う必要があります。留学は分かりやすい大きなチャレンジである分、そこに甘えてトークが雑になりがちです。
留学という大きな環境変化を通じて、自分がいかに成長したのか、その幅の大きさを意識して書くことが大きく差をつけるポイントです!
ガクチカで留学経験を書く際に注意すべきポイント
留学経験からは人柄や成長意欲が評価されていることが分かりました。
その上で留学をガクチカのエピソードとして使用する際には、具体的にどのような点に注意すれば良いのでしょうか。
ここでは留学経験を用いてガクチカを作る際に、絶対に注意して欲しい3点を徹底解説します。これらの注意点を知っていないと、せっかくの留学経験が全く評価されなかったなんてことも…
前に紹介した「ガクチカにおける採用担当者の評価基準」と照らし合わせつつ、確認してみてくださいね。
留学自体がアピールポイントにはならない!
留学は誰でも経験しているものではないため、非常に魅力的な経験です。
しかし、就活においては「留学をした」という経験自体がアピールになるわけではありません!
ガクチカにおいて評価されているのは前にも述べたとおり、経験そのものよりも「その経験からあなたが得た学びや強み」です。
まずは、自分自身の留学に対する特別感を排除する意識を持つことが重要なポイントです。
「語学力が身についた」だけではアピール不足
一定期間留学に行っていたのならば、語学力が向上するのは当たり前であると見なされます。それ以上に企業が重要視しているのは「留学期間中の経験とそこから何を学んだのか」です。
留学の目的、またはその成果が「語学力の向上」であることがNGというわけではありません。
しかし、採用担当者が知りたいのは、語学力を向上させるに当たってあなたが経験した挫折や、それを乗り越えるためにした具体的な努力です。
また、英語が必要な企業に就職する際には、英語のスキルを持っていることは当たり前となるため、アピール材料としては弱いものになってしまいます。
例えばよく見かけるのが「留学に行き、留学前後でTOEICの点数を〇点から〇点まで向上させることができました」というガクチカです。
しかし、これでは具体的な努力の内容が伝わって来ません。
「点数向上のために毎朝1時間勉強し、通学する電車の中では毎日単語を100個覚えると決め、これを半年間継続しました」というように、成果のための努力を具体的に伝えましょう。
留学における目標・目的を明確に伝える
仕事をするにあたっては適切な課題設定と、その解決に向けた継続的な努力が必要不可欠!
したがって、ガクチカでは学生にその素質があるかどうかが測られています。
ガクチカで留学経験を取り上げる際には、どんな目標を持って留学へ行き、その目標達成のためにどんな困難や努力を経験したのかをできる限り具体的に伝えましょう。
留学に行くこと自体が目的ではなく、留学を決めたきっかけが何かあるはず。
自分なりのエピソードを伝えて、あなたの人柄を理解してもらいましょう。
ガクチカの作成に困ったらAIを利用しよう!
ここまで留学経験を取り上げたガクチカの書き方について解説してきました。
しかし、実際に自分でガクチカを書くとなるとなかなか手が動かない…という方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたは、ガクチカの作成にAIを利用することをおすすめします!
就活のガクチカを書く際には、AIを上手に使うことで簡単に質の高いガクチカを書くことができるんです。
最近では、様々なAIサービスが登場していますが、実際はどのサービスを利用するのが良いのでしょうか。
結論から言うと、就活のESやガクチカを書く時にはSmartESがおすすめです!
なかなかガクチカが上手く書けずに悩んでいるという学生さんは、ぜひこのSmartESを利用してみてください。
SmartESってどんなサービスなの?
では、SmartESとはそもそもどのようなサービスなのでしょうか。
ここからは、他のAIサービスとは一味違うSmartESだけが持つ3つの特徴について、それぞれ解説していきます。
圧倒的なデータベース
SmartESの特徴1つ目は、圧倒的なESデータの量と質です。
SmartESは約10万件の選考を通過したESのみを学習しており、他のAIとは違う圧倒的なデータ量を誇るAIです。
しかし、ただデータの量が多いというわけではありません。
大手企業や難関企業内定者の実際に選考を勝ち抜いた質の高いESを重点的に学んでいるため、他の学生に負けない強いガクチカを簡単に作成することができるんです!
ESに特化している
SmartESの特徴2つ目は、ESに特化しているということです。
他のAIサービスにガクチカを作成させると不自然な日本語や、文章構成になることも多くあります。
しかし、SmartESはESの書き方や文体を重点的に学んだAIサービスであり、ESに特化した言語モデルであるため、きれいな文章を作成することが可能なんです!
誰でも簡単に使える
SmartESの特徴3つ目は、複雑な指示が一切必要ないということです。
SmartESは自分の盛り込みたいエピソードを箇条書きで入力するだけで、ESにぴったりの文章を作成してくれます。
「強みや経験はあるのに上手くESに書けない」と悩む学生の方はSmartESを使うことで、その悩みを簡単に解決することができます。
また、SmartESの利用に当たっては煩雑な登録などは一切不要!
誰でも無料ですぐに利用することが出来るので、学生にとって非常にありがたいサービスです。
まとめ
ガクチカのエピソードとして留学経験を取り上げる際のポイントを解説したこの記事をまとめると以下のようになります。
- ガクチカで留学経験を伝えることで、ライバルと差別化を図ることができる
- ガクチカでは留学経験自体よりも、そこから得た学びをアピールするべき
- 人事は留学経験のガクチカからあなたの人柄と成長幅を評価している
- 留学は、期間が短くてもガクチカにできる
- ガクチカの作成に悩んだらSmartESを使うのがおすすめ!
ガクチカにおいて留学経験はインパクトのある題材となる一方で、その伝え方が評価の鍵を握るということが分かりました。
留学という経験そのものをアピールするのではなく、留学によってどのような成長を遂げたのかという努力の過程を伝えることを意識しましょう。
今回ご紹介したポイントを踏まえて、留学という大きな挑戦に挑んだあなたの魅力を最大限に伝えるガクチカを書き上げてくださいね。
この記事があなたのためになれば幸いです。
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