『学生生活とは全く異なった環境の長期インターンで人事業務を経験して得た、組織全体最適の視点。』ー長期インターン体験談

塾講師のアルバイトに注力していました。週4回で、集団授業と個別授業の両方を担当していました。生徒に合わせて課題を設定したり、授業の予習したりと、大学以外の時間の大半を割いて生徒のために頑張っていました。

ココシロインターンのキャリアアドバイザーさんと面談をさせていただいたことがきっかけです。その時に初めて長期インターンの存在を認識しました。そこで、長期インターンに参加すると学生のうちから長期間実務に携われることを知り、自分も社会人としてのマナーやビジネスセンスを身につけたいと感じたため参加を決めました。

数日で就業体験ができる短期インターンの存在は既に知っていたので、長期インターンは「短期インターンよりも少し長めに就業体験ができる場」というイメージを持っていました。しかし、実際に参加した今、長期インターンは「学生が実務を経験しつつ自分の成長を実感できる場」だという印象に変わりました。長期インターンでは通常ベンチャー企業に入っていく形になると思うのですが、代表や経営者の方と同じフロアで仕事ができるので、成功者の考え方や仕事への取り組み方を学ぶことができ、社会に出る前のレベルアップに適した環境です。

自分の就活に対する理解度に合わせて面談をしてくれたのが嬉しかったです。長期インターンについて何も分からない状況の中でキャリアアドバイザーさんが0から説明してくれ、長期インターン先を決めていく際も1つ1つに選択肢を与えてくれたおかげで、納得のいくまで吟味して長期インターンを探すことができました。

人事業務をしています。具体的には、社内の業務フローを資料化したり、社内広報の1つとして社員インタビューをしたりして、組織全体を円滑に回すための業務を行っています。

長期インターン生全員に評価シートが配布されるのですが、その評価シートで設定されている評価基準を満たすことを目標にしています。評価シートでは、仕事への取り組み方などの定性面を評価されたり、働く上で定めたビジョンの見直しなどを行います。評価基準を満たすため、任された業務を完遂することにとどまらず、プラスアルファで自発的に行動するよう心がけています。

約週3回、1日に4時間ほどのスケジュール感で出社しています。長期インターンに行って、途中で大学に行き、長期インターンに戻って…という日もあります。成長志向で自発的に働く長期インターン生が多いので、そんな仲間に会いに出社しています。

仲間が喜んでいる姿を見た瞬間です。「この資料よく出来ているね」「迅速な対応ありがとう」と言っていただけて、自分が他者に貢献できたことを実感した時に大きなやりがいを感じます。

最初は特にタスクマネジメントが大変でした。長期インターンを始める前は一般的な学生生活を送っていたので、仕事を任されたことで変化した生活サイクルに適応できなかったり、複数の仕事を捌けきれなかったりしました。その時に、社員の方が自分が感じている大変さに寄り添って優しい言葉をかけてくれたり、やろうとする姿勢を評価してくれたおかげで乗り越えることができました。

一番は、自分の意見を自信をもって言えるようになりました。これは、同じフロアで働く代表の方の話の内容や会話の運び方を直接聞いて学べたことが大きいと思っています。また、今までは横並びで就活する就活生が雲の上の存在に見えていた節があったのですが、長期インターンで明確なキャリアビジョンを抱けるようになってからはそう思わなくなりました。これは、就活では自分の価値観に合った環境でなりたい将来像に近づける会社に入るべきだ、人より上に行くためだけに頑張るものではない、ということに気づき、価値観が変わったからだと思っています。

今までは、難しそう、大変そうといった、自分にはほど遠いイメージがありました。しかし、長期インターンで実際に仕事を体験し、時間の使い方であったり仲間とのコミュニケーション方法を確立していく中で、なんとなく「仕事」や「社会」を理解できるようになり、社会人として働く自分が想像できるようになりました。

スタンス面の話になりますが、今後スキルアップを図る時は、ただただ技術面を磨くだけでなく、目標に対する進み方などのプロセスや目的の部分を意識して、レベル感高くスキルアップに挑みたいと思っています！

長期インターンへの参加を迷われている方は、一回挑戦して飛び込んでみていただきたいと思います。理由としては、やはり行動してみないと自分が何をモチベーションに頑張れるのか、何に楽しさを見いだせるのかを把握しきれないからです。長期インターンに参加しようか迷っている方は、長期インターンで視座の高い方々に囲まれながら実務を経験することで、なりたい自分像を見つけ、共にその理想像に近づいていきましょう！