【SPI対策】「語句の意味」で点を稼ぐ!頻出問題の解き方と対策法を徹底解説

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SPIの言語分野で、多くの就活生が意外と苦戦するのが「語句の意味」の問題です。

暗記が中心となるため、対策が後回しになりがちですが、実はしっかり準備すれば安定して得点できる重要な分野になります。

この記事では、SPIの「語句の意味」で高得点を狙うための効果的な対策法から、実践的な例題までを分かりやすく解説していきます。

この記事を読んで、ライバルに差をつけましょう!

こんな人に読んでほしい

  • SPIの語句問題に苦手意識がある人
  • 言語分野の点数を安定させたい人
  • 効率的なSPI対策の方法を知りたい人

SPI「語句の意味」の基本

ひらめき

まずは、SPIの「語句の意味」問題がどのようなものか、基本的な情報から押さえていきましょう。

全体像を掴むことで、対策の計画が立てやすくなりますよ。

SPI「語句の意味」ってどんな問題?

SPIの「語句の意味」とは、言葉の意味を正しく理解しているかを問う問題です。

出題形式は、与えられた単語と最も意味が近いものを選択肢から選ぶ形式がほとんどです。

語彙力はもちろん、文脈から意味を推測する力も試されます。下の例題を見てみましょう。

以下の太字部分の言葉と意味が最も合致するものを選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

枚挙に遑がない

1. 忙しくて時間がない様子
2. 一つ一つが非常に珍しい様子
3. 物事が単調で退屈な様子
4. 数えきれないほど多い様子
5. 選択肢が多すぎて選べない様子

【解説】「枚挙に遑がない(まいきょにいとまがない)」とは、「一つ一つ数え上げる暇がないほど、数多くある」という意味です。したがって、正解は「4. 数えきれないほど多い様子」となります。

対策の優先順位

SPIの言語分野における「語句の意味」は、出題頻度が高いため、優先順位はかなり高めです。

なぜなら、毎年安定して多く出題される傾向があり、対策した分だけ確実に得点につながるからです。

知識さえあれば瞬時に解答できるため、効率良く得点源にできます。

難易度

出題される語句の難易度は、中学・高校で習うレベルから、新聞やニュースで使われるような少し硬い言葉まで様々です。

日常会話ではあまり使わない言葉も出題されるため、対策なしで高得点を取るのは難しいでしょう。

しかし、決して奇問・難問というわけではなく、基本的な語彙をしっかり押さえていれば十分に対応可能です。

出題される受験方式

「語句の意味」は、SPIのすべての受験方式(テストセンター、Webテスティング、ペーパーテスト)で出題される可能性があります。

どの方式で受験することになってもいいように、必ず対策しておくべき分野と言えます。

一問にかけられる時間

SPIは問題数に対して制限時間が短いため、一問あたりにかけられる時間は非常に短いです。

「語句の意味」のような知識問題は、1問あたり10〜20秒でテンポよく解き進めるのが理想です。

ここで時間を節約し、長文読解などの他の問題に時間を回すのが賢い戦い方です。

SPI「語句の意味」の効果的な対策法4選

対策法4選

やみくもに勉強しても、なかなか語彙力は身につきません。

ここでは、限られた時間で成果を出すための効果的な対策法を4つ紹介します。

参考書で語彙力をアップ

まずは、SPI対策用の参考書を一冊用意しましょう。

SPIで頻出の単語がまとまっているので、効率的に語彙力を強化できます。

一度で全て覚えようとせず、何度も繰り返し見返すことが記憶を定着させるコツです。

次の記事で様々な対策本を比較してご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

漢字の訓読みから意味を推測

知らない単語が出てきても、諦めるのはまだ早いです。

漢字の訓読みを考えてみることで、意味を推測できる場合があります。

例えば「邂逅(かいこう)」という言葉を知らなくても、「邂(あ)う」「逅(あ)う」という訓読みを知っていれば、「出会うこと」に関する意味だと推測できます。

ひらがなだけの問題は頻出語彙を暗記

「うがった見方」や「いぶかしむ」のように、ひらがなで出題される問題は、漢字から意味を推測することができません。

こういった問題に対応するためには、頻出の語彙をそのまま暗記しておく必要があります。

参考書に出てくるひらがなの語句は特に意識して覚えましょう。

次の記事では、SPIの言語問題で頻出の語彙を紹介しています。ひらがなもいくつかピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください!

接頭辞・接尾辞に注目する

言葉のパーツである接頭辞(言葉の頭につく)や接尾辞(言葉の終わりにつく)に注目するのも有効なテクニックです。

例えば、「非」がつけば否定的な意味、「〜的」がつけば性質を表す、といったルールを知っているだけで、未知の単語の意味を類推する手助けになります。

SPI「語句の意味」の例題3選

3選

ここからは、実践的な例題に挑戦してみましょう。

問題の形式やレベル感を掴んで、本番に備えてください。

例題① 語句の意味を選ぶ問題

以下の太字部分の言葉と意味が最も合致するものを選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

臆面もない

1. 予想外の出来事に驚く様子
2. 恥ずかしがったり、気後れしたりしない様子
3. 相手の意見に無理に合わせる様子
4. 物事を深く考えずに判断する様子
5. 将来の見通しが立たず不安な様子

【解答】2

【解説】
「臆面もない(おくめんもない)」とは、「気後れしたり、遠慮したりする気持ちがない。ずうずうしい。」という意味です。
したがって、正解は「2. 恥ずかしがったり、気後れしたりしない様子」となります。

例題② 対義語(類義語)を選ぶ問題

以下の太字部分の言葉と反対の意味を持つ言葉を、選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

会議での彼の発言は、いつも観念的で分かりにくい。

1. 抽象的
2. 具体的
3. 論理的
4. 主観的
5. 感情的

【解答】2

【解説】
「観念的(かんねんてき)」とは、「具体的な事実に基づかず、頭の中だけで組み立てられた考えや理論に偏っている様子」を指します。
その反対の意味は、事実に基づき、個々の物事がはっきりしている様子を表す「具体的(ぐたいてき)」です。したがって、正解は2となります。
1の「抽象的」は類義語なので注意が必要です。

例題③ 文脈に沿った意味を選ぶ問題

以下の文中の太字部分の言葉と最も意味が近いものを、選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

彼は私の頼みをにべもなく断った。

1. 理由を付けて
2. 遠回しに
3. あっさりと
4. 愛想なく
5. 申し訳なさそうに

【解答】4

【解説】
「にべもない」とは、「愛想がない、思いやりがない」という意味の言葉です。相手への配慮がなく、冷たい態度を示す際に使われます。
選択肢の中で最も意味が近いのは「4. 愛想なく」です。
3の「あっさりと」も近いですが、「にべもない」が持つ冷たいニュアンスまでは含んでいません。

SPI 「語句の意味」の練習問題集

例題を解いてみて、自分の実力は把握できたでしょうか?

語彙力を確実に身につけるためには、とにかく多くの問題に触れることが重要です。

ココシロインターンが独自に作成した次の練習問題を解いて、力をつけましょう!

【今からでも間に合う】 SPI言語の対策法

階段をかけあがる人

「対策が遅れてしまった…」と焦っている人もいるかもしれません。

大丈夫、今からでも間に合う効率的な対策法があります。

①SPI体験模試で苦手分野を把握

まずは、自分の現在地を知ることがスタートです。

ココシロインターンのSPI体験模試を受験して、自分がどの分野でつまずいているのかを客観的に把握しましょう。

語句の意味が苦手なのか、それとも長文読解が苦手なのか、弱点が分かれば対策の効率は格段に上がります。

次のボタンから無料で受けられるので、ぜひ試してみてくださいね!

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②問題集で弱点を補強

模試で明らかになった苦手分野を、問題集を使って集中的に補強します。

全ての分野を均等にやるのではなく、弱点に絞って対策するのが、短期間で成果を出すための鍵です。

間違えた問題は、なぜ間違えたのかを必ず確認し、同じミスを繰り返さないようにしましょう。

まとめ

今回は、SPIの「語句の意味」について、対策法から例題までを解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。

この記事のまとめ
  • 語句の意味は対策した分だけ点数に繋がる得点源である
  • 参考書を活用し、頻出語彙の暗記を徹底する
  • 模試で自分の弱点を把握し、集中的に対策することが合格への近道

SPIは、正しい対策をすれば必ず結果がついてくるテストです。

特に語句の意味は、あなたの努力がダイレクトに反映される分野なので、諦めずに対策を進めていきましょう。

まずは自分の実力を知る第一歩として、無料で気軽に受けられるSPI体験模試に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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