【例文あり】自己PR動画作成の6ステップ!企業が求めるポイントとは

「自己PR動画ってどうやって撮ればいいの?」「何を意識すればいいのかわからない」と思っている方は多いと思います。

自己PR動画は文字だけのESと違って、話し方や表情までが企業に伝わります。

だからこそ、作成の手順や効果的なポイントを押さえておくことが大切です。

この記事では自己PR動画で企業が求めているポイント、具体的な撮影手順、さらには時間別の例文まで紹介していきます。

意識するべきポイントを押さえて、動画だからこそ伝えられる「あなたらしさ」を出していきましょう。

こんな人に読んでほしい

こんな人に読んでほしい

  • 自己PR動画撮りたいけどどうやって撮るのかわからない
  • 自己PR動画を撮る時どんなことを意識すればいいのか知りたい
  • 印象に残る自己PR動画を撮るコツを知りたい

自己PR動画とは

自己PR動画とは

近年多くの企業が導入し始めている採用方法の一つです。

企業は多くの学生の中から採用者を決めますが、その際ESや履歴書などの書類だけでは学生の人柄を知るための資料として不十分です。

そのため話し方や雰囲気がわかる自己PR動画は企業の判断材料として重視されているのです。

さらに、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で実際に会わなくても人柄を見ることができる自己PR動画の需要が急速に高まりました。

このように自己PR動画は自分の強みを視覚的にアピールするためにより効果的な手段なのです。

ポイントを押さえて上手く活用していきましょう。

自己PR動画と自己紹介動画の違い

自己PR動画と自己紹介動画の違い

自己PR動画と自己紹介動画は単語として似ていますが、全く異なるものです。

  • 自己PR動画:自分の強みをアピールする動画
  • 自己紹介動画:自分の氏名や学歴など基本情報を伝える動画

具体的な例文は以下のものです。

  • 自己PR動画:私の強みはコミュニケーション能力があることです。御社に入社後もチーム全体の情報交換を欠かさずプロジェクトを遂行していきたいです。
  • 自己紹介動画:私の名前は〇〇です。〇〇大学に通っています。

このように両者では聞かれている内容が異なるため、それぞれ内容を間違えないように気をつけましょう。

自己PR動画に企業が求めるポイント

自己PR動画に企業が求めるポイント

では自己PR動画に企業は何を求めているのでしょう。5つ紹介していきます。

企業の雰囲気に合っているか

1つ目は企業の雰囲気に合っているかどうかです。

学歴やスキルが高くても、人柄や雰囲気がその企業に合っていないと、働く環境としてはふさわしくありません。

環境が合っていないと短期離職してしまう可能性も高まります。

  • 若手中心でチーム行動が多い企業
    →自己PR 動画で笑顔でハキハキ話している候補者がより魅力的
  • 年功序列で個人業務が多い企業
    →丁寧で落ち着いた話し方や清潔感ある身だしなみが魅力的

入社後に企業の環境に馴染めそうかどうかは重要なポイントなのです。志望する企業の社風はよく調べておきましょう。

伝えたいことが時間内にまとまっているか

2つ目は自分のアピールポイントを時間内に上手く伝えられているかどうかです。

自己PR動画は30秒から3分のものが多く、その限られた時間の中で自分をアピールするものです。

まず1つのテーマに絞ります。

そして「結論→エピソード→まとめ」この流れを意識することで時間内で自分の強みをアピールできます。

限られた時間の中で自分を効果的にアピールできると企業に与える印象も良くなります。

どのくらい熱意があるのか

3つ目はどのくらい熱意があるのかどうかです。

企業に入社したいという志望の熱意が感じられないと企業側も採用したいと思えません。

企業は話し方が丁寧かどうか、準備が入念にされているか、身だしなみが整っているか、態度に問題はないかなど、熱意につながる部分を見ています。

OK例

  • カメラ目線で話している
  • 抑揚をつけてハキハキ話す
  • 姿勢が良く落ち着いている

NG例

  • 原稿をただ読んで話している
  • 早口でボソボソ話す
  • 落ち着きがなく髪の毛をさわる

一つ一つの動作で熱意の強さがわかります。丁寧に自己PR動画を撮りましょう。

自分の言葉で話しているか

4つ目は自分の言葉で話しているかどうかです。

何かのテンプレに沿って話すより、自分の言葉で話している方が、本音であることが伝わりやすいです。

企業は誠実さがあるかどうかをみています。

例えば留学した経験や何かの賞をとった経験など自分にしかない経験をエピソードとして語ると説得力も上がります。

自分の強みやエピソードを自分の言葉で話すことを意識しましょう。

実際に会ってみたいと思えるか

5つ目は実際に会ってみたいと思えるかどうかです。

その人の雰囲気や人柄を見てもっと話を聞きたいと思える人を企業は次の選考ステップに進めようと考えます。

例えば、暗い表情で淡々と話している人より、穏やかな表情で身振り手振りを使って話している人の方が印象に残りやすく、実際に会ってみたいと思えます。

表情や声のトーンを特に意識して、次の選考に進めるようにしましょう。

自己PR動画の作り方ステップ

自己PR動画の作り方ステップ

ここからは具体的な自己PR動画の作り方について説明していきます。

全部で6ステップあります。

STEP1 原稿作成

まずは自己PR動画で話す原稿を作成していきます。

内容は書類上の自己PRと同じで問題ありません。

ただ動画では話し言葉を使い、フリップなどの小道具を用いることで、視覚的にアピールでき、より効果的な自己PR動画になります。

原稿の構成は次の通りです。

  1. 自分の強みを述べる
  2. 根拠となるエピソードを語る
  3. 入社後どう企業に貢献するのか述べる

結論である自分の強みを最初に簡潔に伝えることを意識しましょう。

もし自己PRの作成が難しいと感じたらAIツールも利用してみましょう!

今回紹介するのは「SmartES」というサービスです!

「SmartES」とは選考通過した1万件のESを学習したAIが短時間で良質なESを生成してくれるものです。

企業名を入れて企業に合った志望動機などを作成することもできます。

特徴は以下に並べた通りです。

  • 無料
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「自分で原稿を書くには難しい」「書いてる時間がないそんな方は積極的にこの「SmartES」を活用してみてください!

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STEP2 原稿の読みかた練習

次に原稿を声に出して練習をします。

自己PR動画の原稿を読む練習をすることで、書いていて気づかなかった不自然な言い回しや表現に気づくことができます。

練習の際に気をつけたいポイントは下の三つのようなことです。

  • 抑揚をつけた話し方にする
  • 棒読みにならないようにする
  • 身振り手振りをつける

練習を積み重ねることで自信を持って話せるようになるでしょう。

STEP3 撮影環境の整備

次に撮影環境の整備をすることです。

撮影環境は動画の印象を大きく左右するため丁寧な準備が必要です。

  • 場所:撮影する場所は指定がない限り室内が良い。背景も白などシンプルなものにする。
  • 身だしなみ:身だしなみは清潔感を意識。服装や髪型を細かくチェックする。
  • 照明:自然光が入りやすい場所で昼間に撮影する。自然光だけで足りない場合は撮影用の照明器具も活用。

撮影環境は第一印象に直結するのでとても重要なポイントです。整えてから撮影を始めましょう。

STEP4 撮影

次に実際に撮影をしていきます。

撮影する際は、パソコンスマートフォンを使うことが一般的です。

スタンドや三脚を使って、カメラを安定させましょう。

また、インカメラよりアウトカメラを使う方が画質が良く撮れます。

練習通りに自然体で話しましょう。

STEP5 動画の確認

撮影が終わったら、動画の確認をしていきます。

確認するポイントは以下の点です。

  • 明るさ:自分の顔が暗くなっていないかを確認する。
  • 音の聞こえ方:雑音が入っていないか、自分の声がはっきり聞こえるか確認する。
  • 画角:画面の構図や自分の顔やフリップの文字がしっかり見えるかどうか確認する。

STEP6 提出

最後に企業に提出します。

企業に指定されている提出のフォーマット、締め切りなどをよく確認して提出しましょう。

撮影した動画が規定の容量(MB、KB)を超えてしまう場合は、圧縮アプリを利用して容量を減らしましょう。

【時間別】自己PR動画の例

【時間別】自己PR動画の例

次に自己PR動画の例を時間別に紹介していきます。

30秒

制限時間が30秒の場合の自己PR動画の例

私は、組織の円滑な運営に責任を持てる人間です。

ゼミでの卒論発表会において、全体進行と資料提出管理を担当しました。

期限を守らないメンバーもおり、何度もリマインドや個別フォローを行いました。最終的には全員が発表準備を整え、教授からも「例年で一番スムーズだった」と評価されました。

貴社に入社後も、運営側として、表に出る立場ではなくても組織を支える仕事に責任をもって取り組みます。

1分

制限時間が1分の場合の自己PR動画の例

私の強みは、責任感のある行動ができるところです。

大学では、ゼミの中でゼミ長を任され、3か月にわたるグループ研究の進行管理を行いました。

メンバーそれぞれの進捗を確認しながら、全体のスケジュールを調整したり、意見が食い違ったときには仲介役となって方向性を整理したりするなど、チームの中心として動く経験を重ねました。

特に印象に残っているのは、あるメンバーが体調を崩し、作業に遅れが出てしまったときのことです。その際、私はその人の負担を減らせるよう役割を一部引き受け、さらに他のメンバーとも相談しながら全体の分担を見直しました。

その結果、全員で無事に発表に臨むことができました。先生からも「チームワークとまとめ役が特に良かった」とコメントしていただき、5段階中4.5という高い評価をいただきました。

誰かが困っているときに責任を持って支える姿勢、そして全体を見て柔軟に行動できる力は、貴社のプロジェクト進行においても役に立てると考えています。

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自己PR動画に関するよくある疑問に回答!

自己PR動画に関するよくある疑問に回答

自己PR動画に関するよくある質問に回答していきます。

編集はしていいの?

編集は基本的にしてはいけません。

ただ、企業によって「編集などを加えても構わない」とされていた場合は編集をするようにしましょう!

また、動画の容量(MG、KB)を、指定された大きさに圧縮するのはOKです。

広告などのクリエイティブさを求めるような業界では編集などのセンスも含め見られています。

外で撮影しても大丈夫?

外で撮影してもいいですが、おすすめは室内での撮影です。

外で撮影すると、風の音や他の人たちの声など雑音が入ってしまい、自分の声がはっきり聞こえなくなってしまう可能性があります。

また、逆光で顔が暗くなってしまうこともあります。

ただ、自分のアピールポイントとマッチしているような場所であれば外での撮影も効果的です。

例えばスポーツでの経験をアピールしたい場合、グラウンドで撮影するのは良いでしょう。

外で撮影する場合は、音声や明るさに特に注意して撮影するようにしましょう。

小道具は使った方がいい?

小道具はぜひ活用しましょう。

自己PR動画では書類ではわからないことを視覚的にアピールできるので、小道具を使うと印象に残りやすいです。

例えば、フリップにポイントとなる単語を書いたり、自分の作品を見せたりすることです。

小道具も効果的に使って印象に残る自己PR動画にしましょう。

服装はスーツじゃなきゃダメ?

服装はスーツが基本です。

ただ、編集と同様、「私服でも構いません」と言及されている企業であれば、私服でも大丈夫です!

まとめ

この記事を要約すると以下のようになります。

まとめ
  • 自己PR動画は自分の強みを視覚的にアピールできるもの
  • 自己PR動画は事前準備を念入りにすることが重要
  • 「結論から先に述べる」を意識
  • 企業が提示している条件をよく確認することが大事

この記事ではこれから自己PR動画を撮影する学生に向けて、自己PR動画の効果的な撮影の仕方について解説していきました。

自己PR動画は自分の強みを視覚的にアピールできる重要な場です。自己PR動画で上手くアピールすることができれば志望の企業からの内定にグッと近づきます!自分の強みを最大限にアピールできるように万全の対策をしましょう!

この記事が最後まで読んでくださったあなたのお役に立てれば幸いです。

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