【例文付き】新卒向け!履歴書の志望動機の書き方を徹底解説!

新卒向けの履歴書には志望動機を書く欄があります。

しかし、志望動機はエントリーシートに書いたり、面接でも話さないといけないため、履歴書ではどんな内容で志望動機を書けば良いかわからない人も多いのではないでしょうか?

この記事では、これから履歴書に志望動機を書こうと思っている新卒の方に向けて、どのようなことを意識して履歴書の志望動機を書けば良いのか、例文も合わせて解説します!

こんな人に読んでほしい

  • 履歴書で志望動機をどう書けば良いかわからない新卒の人
  • ESや面接でも志望動機を話さないといけなくて、履歴書にはどんな内容で志望動機を書けば良いかわからない新卒の人
  • 履歴書に書く志望動機の例文を参考にしたい新卒の人

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新卒におけるESと履歴書の志望動機の違い

志望動機において、ESで書く内容と履歴書で書く内容には、どのような違いがあるのでしょうか?

結論から話すと、そこまで違いはありません!しかし、ESと履歴書では指定字数に違いがあります。

ESに書く志望動機の指定字数は300〜400字と言われています。字数が多く設定されているからこそ、なぜその企業を志望したのかを具体的に書くようにしましょう。

一方、履歴書に書く志望動機の指定字数は、200〜300字と言われています。

ESとは異なり、履歴書に志望動機を書く時は、要点を押さえて簡潔に書くことが重要です。

新卒の履歴書の志望動機で見られるポイント

人事は良い人材を採用するために、志望動機を見る際、様々なことを意識しています。履歴書の志望動機を書く前に、人事が見ているポイントを把握して、人事に刺さる志望動機を書けるようにしておきましょう!

今、志望動機に苦戦している人や、志望動機をそろそろ書きはじめようと思っている人はぜひ参考にしてください!

その業界を選んだ理由

新卒の履歴書の志望動機で見られるポイントの1つ目は、その業界を選んだ理由です。

人事は学生が「この業界に適性があるか」「この業界を志望するにあたってどれぐらい業界を理解しているのか」を見ています。適性がない学生は、仮に入社してもモチベーションが続かず、早期退社してしまう場合があります。

だからこそ、この2点をしっかりとアピールして、自分がその業界に向いていることをアピールしましょう!

その企業でないとダメな理由

新卒の履歴書の志望動機で見られるポイントの2つ目は、その企業でないといけない理由です。

人事は新卒採用をする時、「長期的に企業に勤めてくれる学生を採用したい」という意向があります。

だからこそ、同業他社が多くある中で、なぜその企業を選んだのかアピールしないといけません。その企業の特徴や惹かれたところを伝えて、なぜその企業を志望したのかわかりやすく説明しましょう。

どのように企業に貢献できるか

新卒の履歴書の志望動機で見られるポイントの3つ目は、学生がどのように企業に貢献するかです。

人事は企業の発展に寄与してくれる学生を採用したいと考えています。そのため、入社後どのように貢献できるか分かりやすく説明しましょう。その際、過去の経験から身につけたスキルや経験をどのように活かすつもりか具体的に伝えるのがおすすめです。

入社後のビジョン

新卒の履歴書の志望動機で見られるポイント4つ目は、入社後のビジョンです。

人事は履歴書の中で、学生のモチベーションや成長意欲、業務に対する姿勢を確認します。その中で、将来的にマネージャーなどの役職を任せることができる人材を見つけようしているのです。

だからこそ、志望動機では「入社後にどうなりたいか」「入社後どんなことをしたいか」を簡潔にアピールするようにしましょう。

将来ビジョン

新卒の履歴書の志望動機で見られるポイントの5つ目は、学生の将来ビジョンです

将来ビジョンとは、その企業でやりたいことではなく、長い目で見た自分の理想のキャリアのことです。例えば、「今後起業をしたい」とか「マネージャー職を経験し、いつかマネジメントを活かした仕事をしたい」などです。

将来ビジョンを伝えることで、人事に明確な目的を持ってその企業を志望していることをアピールできるので、成長志向やモチベーションが高いことをアピールすることができます。

新卒向けの履歴書の志望動機の構成

新卒の履歴書の志望動機は限られた字数以内に必要なことを簡潔にまとめて書かないといけません。志望動機を書くときは、4つの構成ごとに分けて書くと、字数以内に収めて書きやすくなります。

読み手である人事が一目で内容を掴めるように、論理的な流れで履歴書の志望動機を書くようにしましょう!

結論

履歴書の志望動機の始めは、結論から書くようにしましょう。

結論が見えない志望動機は、読み手である人事が一目で志望動機の内容を掴むことができないため、適切な評価をしてもらえない可能性があります。

そのため、まずは結論を明確に示し、その後に具体的な理由やエピソードを述べることで、志望動機の説得力を高めることが重要です。

また結論を書く時は、「その企業に共感したこと」「どのように企業に貢献できるか」、「その企業でのビジョン」の3点を書くようにしてください。

結論の参考例

私は貴社の革新的なマーケティング手法に深く共感したので、デジタルマーケティングのスキルを活かして、貴社のブランド力向上に貢献したいと考えています。

結論に対する理由

結論の次は、結論に対する理由を書きます。理由を書く時はその企業を志望するに至った背景を簡潔に書くようにしましょう。志望するに至った背景を書くことで、より志望動機に説得力を持たせることができます。

結論に対する理由の参考例

私は長期インターンでのWebライターとしての経験を通じて、検索エンジン最適化の知識とスキルを磨いてきました。この経験を活かし、貴社に貢献したいと考えております。

理由の裏付けとなるエピソード

次は理由の裏付けとなる過去のエピソードを具体的に書きましょう。理由だけだと、内容が抽象的になってしまうので、過去の経験でどのような成果を上げたのか、またその成果を上げるためにどんな工夫をしたのかを、人事に理解してもらうことが難しいです。

そのため、理由のあとは具体的な過去のエピソードを簡潔に書くようにしましょう!その際、数字などの客観的なものを使って書くと非常にわかりやすいエピソードになります。

理由の裏付けの参考例

長期インターンでは、ウェブサイトの最適化を行いました。適切なキーワードの選定やコンテンツの改善を通じて、ウェブサイトの閲覧数を20%向上させることができました。また、実際の企業のwebライティング戦略の立案と実行に参加し、実践的なスキルを身につけました。

結論(まとめ)

最後は結論(まとめ)で締めるようにしましょう。志望動機の最後を締めるときは、「企業に対する熱意」か「自分の貢献意欲」、あるいは「意気込み」を添えて書くのがおすすめです。

結論(まとめ)の具体例

結論の参考例

私は、このような経験を活かして、貴社のWebライティング戦略をさらに強化し、ネット上で貴社の広告の知名度向上に貢献したいと考えています。

新卒の履歴書の志望動機を書く際の注意点

ESの目的は、企業に対する具体的な志望理由や自分の強みや適性を詳細に伝えることですが、履歴書の目的は、基本的な個人情報や経歴を企業に提供することです。そのため、履歴書の志望動機を書く時は、いくつか注意点があります。

今から履歴書の志望動機を書く際の注意点について解説していくので、ぜひ参考にしてください!

字数は9割以上埋める

新卒の履歴書の志望動機を書く際の注意点の1つ目は、履歴書を書く時は指定字数の9割は以上埋めるということです。

先程、履歴書の指定字数は200〜300字と紹介しましたが、この短い字数の中で、できるかぎり多くの情報を盛り込み、企業に対して熱意や意欲をアピールする必要があります。情報を膨らませるときは過去のエピソードに情報を盛り込むのがおすすめです。

その際、STAR法を使うといいでしょう。

STAR法とはS(situation)、T(task)、A(action)、R(result)の略称です。

エピソードを状況→その状況で直面した課題→課題を解決するために取った行動→結果の流れで書くことで、よりエピソードに具体性を持たせることができます。

履歴書の志望動機を書いていて、「字数が余ってしまう…」と悩んでいる方はぜひSTAR法を活用してみてください!

言葉遣い、表現を気をつける

新卒の履歴書の志望動機を書く際の注意点の2つ目は、言葉遣い、表現に気をつけることです。

履歴書は正式なビジネス文章です。履歴書は単に企業に対する自己PRをするためだけのものではなく、採用担当者に自分自身を紹介し、応募する企業に対する意欲や適性をアピールするための重要な書類なのです。

だからこそ、正しい書き言葉で履歴書の志望動機を書くようにしましょう。

ここで、よくある話し言葉と書き言葉の違いを見てみましょう。

話し言葉

  • 見た
  • 御社
  • 思います
  • 応募しました
  • 頑張りたい
  • すごく

書き言葉

  • 拝見した
  • 貴社
  • 考えております
  • 志望しました
  • 精進したい
  • 非常に

上記以外にも話し言葉と書き言葉のミスはたくさんあるので、志望動機を書く時はミスがないか何度も確認しましょう。また第三者から直接見てもらうのもおすすめです。このようなミスに気をつけて、適切な文章を書くようにしましょう!

【例文付き】新卒向けの志望動機例文4選

では、実際に履歴書に書く志望動機の例文(200文字)を三つ紹介します!ぜひ参考にしてみてください!

① 広告業界

私は貴社が掲げる「創造力で社会を変える」という理念に共感したので、学生時代の経験を活かして、売り上げ向上に貢献したいと考えています。

大学時代、マーケティングゼミでのキャンペーン企画により売上を20%向上させた経験があり、この経験を活かして、貴社のプロジェクトに貢献したいです。

入社後は、消費者心理を捉えた魅力的な広告を企画し、貴社のブランド価値を高めることに尽力したいです。

② 食品業界

私は貴社が掲げる「食を通じて人々の生活を豊かにする」という理念に共感したので、学生時代の経験を活かして、貢献したいと考えています。

大学時代、食品ロス削減プロジェクトを主導し、効果的なマーケティング施策で廃棄量を30%削減しました。

この経験を活かし、貴社の商品開発やマーケティングに貢献し、入社後は、安全でおいしい食品を多くの人に届け、貴社の成長に寄与することを目指します。

③ マーケティング業界

私は貴社が掲げる「データ駆動型のマーケティングで未来を創る」という理念に共感し、自らの分析力と創造力で貢献したいと考えています。

大学時代、デジタルマーケティングプロジェクトでSNSを活用したキャンペーンを企画し、フォロワー数を50%増加させた経験があります。

この経験を活かし、入社後は最新のデータ分析技術を駆使し、貴社の戦略立案やマーケティング戦略を強化させることに尽力したいです。

3つの人気業界に分けて志望動機を紹介しましたが、どうだったでしょうか?志望動機を書きたいけど、「自分で書くのは難しい」、「締切が近くて自分で考える時間がない」と考える人も多いかと思います。

そんな人は生成AIを活用しましょう!実は今回紹介した3つの例文は全て生成AIを活用して作成しました!生成AIサービスの中でオススメなのが「SmartES」です。

SmartESとは、10万件の選考に通過したESのみを学習している「就活に特化した」生成AIサービスです。志望動機だけでなく、ガクチカや志望動機の添削もAIが行ってくれるので、効率的にES作成が行えます。

志望動機を書く時は、自分が受けたい企業のHPのURLを貼ることができるので、その企業に合わせた志望動機を自動で生成してくれます!またSmartESは、ガクチカなら150字〜500字、志望動機・ESなら100字〜800字の中から希望する字数で作成することができます!

志望動機を書くときはぜひSmartESを使ってみてください!

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ES生成AIとは就活や長期インターンのサポートに特化した生成AIのことです。

ES生成AIであるSmartESに質問とそれに対する簡単な回答を打ち込むと、自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!

SmartESの強みは以下の4つです!

  • 数々の選考を勝ち抜いてきた10万本以上の良質なESをもとに生成しているため、就活に最適化されたESを出力できる!
  • 入力するべきことがフォーマット化されていて簡単なので、複雑な指示は必要ない!
  • 企業のURLを入力するだけで、その企業に合った志望動機を出力することが可能!
  • 自分一人ではやりづらい添削もAIがやってくれる!

「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?

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まとめ

この記事の内容をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ
  • 履歴書に書く志望動機はESに書く志望動機に比べて字数が少ない
  • 人事は良い人材を採用するために様々なことを意識して、志望動機を書いている
  • 志望動機は以下の順番で書くと良い
    • 結論
    • 結論に対する理由
    • 理由の裏付けとなるエピソード
    • 結論(まとめ)の流れで書くと良い
  • 履歴書の志望動機は9割以上埋める
  • 志望動機を書く時はSmartESを使うと良い

この記事では、新卒の履歴書で志望動機を書くとき、どのようなことを意識して書けば良いのか、また注意点を解説しました!最近は、履歴書の提出を求めない企業もありますが、まだまだ履歴書の提出を必須にしている企業は存在します。

履歴書を書く時は、この記事で解説した内容をぜひ参考にしてください!

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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