「企業から志望動機を聞かれたけど、どうやって書けばいいのか分からない！」そう悩む学生さんも多いのではないでしょうか？
どこの企業の選考でも必ず聞かれる「志望動機」は、学生が企業に対して入社意欲の強さをアピールするための重要な手段です！
今回は志望動機の字数制限の中でも最も少ない100字で、志望動機を聞かれた時の書き方と、その際に必ず押さえておきたいポイントを徹底解説します！
「100字の志望動機に盛り込むべき内容が知りたい」というあなたに向けて、企業が100字の志望動機において評価している点、伝わりやすい文章構成の順序に加え、作成した志望動機を添削してくれるおすすめのAIサービスもご紹介します。
最後には、志望業界別に「100字志望動機」の例文もいくつか掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
こんな人に読んでほしい
- 企業から100字で志望動機を聞かれたときに、何を書いたらよいか分からない方
- 100字の志望動機を書く上で、絶対に押さえておくべきポイントを知りたい方
- 100字数制限を課す企業の意図と評価基準を知り、効果的な対策をしたい方
- 自分で書いた志望動機を添削してくれる、おすすめの就活AIサービスを知りたい方
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そもそもどうして企業は志望動機を聞くの？
志望動機は就活中、どこの企業においても必ずといって良いほど聞かれる質問の1つ。逆を言えば、それだけどの企業も重要視しているのが、この志望動機なんです！
では、なぜ企業の採用担当者は、志望動機を聞いているのでしょうか？
また、そこからどんなことを知りたがっているのでしょうか？
ここからは企業が志望動機を聞く目的を解説していきます。企業が志望動機を聞く目的は主に3つあります。
志望度合いの強さを確認するため
志望動機を聞く第1の目的は、志望度合いの強さを確認するためです。
企業は「どうしてもその企業に入社したい」という熱意を持った学生を求めています。
なぜなら、そのような人材は、採用した後にすぐ退職するリスクが少なく、長く企業に勤めてくれるからです。
学歴やガクチカを見て、同じような能力の学生ならば、より志望度合いの高い、意欲がある学生の方が採用されやすい傾向があります。
自社のニーズとマッチしているか確認するため
企業が志望動機を聞く第2の目的は、自社のニーズとマッチしているか確認するためです。
仕事は一人ではなく、多くの人と協力しながら進めていくもの。
いくらやる気があっても、その企業の理念や社風とマッチしていなければ、チームとして多くの人と協力しながら、同じ方向を向いて頑張っていくことはできません。
大切なのは採用担当者に「自分と一緒に働きたい！」と思わせることです。
100字で志望動機を聞くのはなぜ？
ここまで、企業が志望動機を聞く意図について見てきました。ここからは、さらに100字で志望動機を書くように指定されたときに、企業が評価しているポイントについて解説します。
実際、100字という短い字数制限で伝えたいことを十分伝えきることは至難の業ですが、
多くの企業において、志望動機には字数制限が設けられています。企業が100字の制限を設けるのはなぜなのでしょうか？
100字の志望動機で試されるのはズバリ「短くまとめる力」！
100文字は志望動機の字数制限の中でも最も少ない文字数。その上で、学生の皆さんに問われているのが「短くまとめる力」です。
300字や500字といった字数制限を設ける企業もある中で、100字志望動機を書かせる企業は、自分の伝えたいことを短く、かつ正確に伝えられる力が備わっているか否かを評価しています。
志望動機を書く上では、このように字数制限から予測できる、企業の意図を理解しておくことが非常に重要です！
100字指定の志望動機に必ず盛り込むべき要素4選！
100字という少ない文字数しか使えないからと言って、自分の伝えたいことを闇雲に盛り込んでおけば良いということではありません。
100字指定の志望動機には、その中に盛り込むべき4つの要素が存在します。
ここからは、その4つについて、一つひとつ順を追って詳しく解説していきます！
① 志望した理由
盛り込むべき要素1つ目は、志望した理由です。
「私が、貴社を志望する理由は◯◯だからです」というように、なぜ、その企業に興味を持ったのかを明確に、かつ簡潔に伝えることが重要です。
「企業の求める人物像と、自分の適性がマッチしていたから」・「自分の能力を最大限に発揮して、成長できる環境であると感じたため」など、その企業を志望する理由は、人によって様々でしょう。
自分ならではの志望理由を伝え、端的かつ、インパクトのある内容を重視しましょう。
② 過去の具体的なエピソード・経験
盛り込むべき要素2つ目は、過去の具体的なエピソード・経験です。
どうしてその企業で働きたいと思ったのかを、自分の実際の経験から伝えることで、志望動機に説得力が生まれます。
部活や、アルバイトなど、自分が過去に経験したことから、その企業を志望するようになったきっかけにうまくつなげましょう。
例えば、アルバイトを取り上げる場合、「居酒屋のアルバイトの経験を通じて、◯◯の分野に興味を持ち、◯◯に挑戦したいと思うようになりました」などと伝えると、自分ならではの経験と魅力が伝わるため、他の就活生とは違った個性を示すことができ、採用担当者の印象に残りやすい志望動機となるでしょう。
③ なぜその企業を選んだのか
100字の志望動機に盛り込むべき要素の3つめは、なぜその企業を選んだのかという理由です。志望動機の中では、「その企業に対する自分の志望度の高さ」や「その企業でなくてはならない」という熱意を採用担当者にきちんと伝えられることが重要です。
どこの企業でも当てはまりそうな、ありがちな志望動機では、企業の信頼を得ることは難しく、「うちじゃなくてもいい」「他社の方が合っているのではないか」という印象を与えかねません！
そのために、まずは志望する企業に対する企業研究を徹底的に行いましょう。企業のホームページから他社には無い、その企業ならではの強みを知ることが非常に重要です。
その上で、②で伝えた自分の過去の経験やそこで身につけた能力を、志望する企業において、どのように生かすことができるかを伝えましょう！
④ 入社してからやりたいこと
志望動機に盛り込むべき要素4つめは、入社してからやりたいことです。 これまでの経験から培ってきた力を生かして、自分がその企業で具体的にどんなことをやりたいのかを伝えます。
なぜなら、採用担当者は「自社でできる限り、長く働いてくれる学生」を求めているからです。
実は、企業が就活生を採用するために、1人あたりおよそ100万円近くのお金をかけているといわれています！
出典：リクルート就職みらい研究所：（PDF）就職白書2020
企業も、採用にはそれほどの熱意を持って取り組むからこそ、学生には「この企業で長く働いてほしい」と考えているのです。
企業に対する理解が正しく、その上で働く意欲が高い学生は採用されやすい傾向にあります。自分の強みや経験を生かして、入社後の自分の姿を具体的に描けていることが大切です！
100字制限の志望動機では構成が重要！
志望動機を短くわかりやすくまとめるには、前に上げた4要素を正しい順番で並べることが大切です。
いくら志望理由や過去のエピソードの内容が良くても、適切な順番で構成されていないと、志望動機に説得力は生まれません。
志望動機を書くときには、基本的に上で紹介したこの①から④の順番で書くようにしましょう。
まずはじめに志望する理由を伝え、過去の経験から、具体的に描く将来像という一貫した考えの下、志望動機に説得力を持たせることができます。
「将来のビジョンがなかなか想像できない」、「まだ、入社後にやりたいことが浮かばない」という方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
【100字志望動機】文字数を減らすポイント！
しかし、ここまでのポイントを踏まえていざ100字で志望動機を書いてみると、「意外と文字数が少なくて、100字をオーバーしてしまった！」という人も多いのではないでしょうか？
そんなとき、具体的にどのようにして文字数を削れば良いのか判断するのは、なかなか難しいですよね。そんな方のために、どのような基準で100字に収めれば良いのか、そのコツについて解説します。
伝えたい内容や経験は1つに絞る
志望動機を100字に収めるときのポイント1つめは、伝えたい内容や経験は1つに絞るということです。
なぜなら、「短くまとめる力」が問われている100字の志望動機では、内容が多すぎると分かりにくく、本当に伝えたい内容を効果的に伝えきることができないからです。
就活では、他のライバルに差をつけるために、自分の良いところをついついたくさん伝えたくなってしまいますが、内容を盛り込みすぎると、かえって何も伝わらない文章になってしまう危険性があります。
その企業に興味を持ったきっかけや、過去の経験は必ずしも一つではないでしょう。
しかし、100字という字数に収めるためには、その中でも自分が一番伝えたい内容を選んで伝えることが重要です。
句読点を減らしすぎない
志望動機を100字に収めるときのポイント2つめは、句読点を減らしすぎないということです。
なぜなら、句読点を適切に用いて、読みやすい文章を構成できているかも重要な評価対象の一つであるからです。
句読点が無くとも文章が成立してしまったり、文字数が100字より多くなるとどうしても、句読点を削りたくなってしまいますよね。
しかし、採用担当者が志望動機をぱっと読んだときに、文章の構成が視覚的に分かりやすく整理されていることが重要です。
一度、自分で100字の志望動機を書き上げられたら、自分で声に出して読んでみると、その文章が適切な位置に句読点を用いており、読み進めやすいかどうか検証できるのでおすすめです！
表現を言い換える
志望動機を100字に収めるときのポイント3つめは、表現を言い換えることです。
100字より文字数が多くなってしまったら、書き上げた志望動機をもう一度見直して、より簡潔に言い換えられそうな表現がないかどうか探してみましょう。
例えば「貴社の〇〇という点に関して、非常に魅力的に感じました。」→「貴社の〇〇という点に魅力を感じました。」というように、伝えたい内容自体はそのままで、別の言い回しを活用することで文字数を削ることが可能です。
【100字志望動機】絶対に通過するためのコツ！！
とはいっても、いきなり志望動機を書くとなると、「なかなか書き始められない」と悩む方が多いのではないでしょうか？
ここからはそんな方におすすめの、企業の通過率を上げる志望動機の書き方のコツを伝授します！
① 内定者の志望動機を見る
まずは、内定者の志望動機を見てみることが重要です。
そもそも志望動機を書いたことがないという人や、100字にうまくまとまらないという人は、同じ企業や業界の内定者の志望動機を見て参考にすることで、どんな風に書き進めれば良いのかという具体的なイメージを掴むことができます。
さらに内定者の志望動機には、相手に分かりやすい言い回しや、志望動機の文章構成のテクニックがたくさん詰まっているため、得られる学びが多いこともメリットとしてあげられます。
ネットで検索すると、内定者の志望動機を簡単に見ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
② 添削を依頼する
志望動機を自分で書き終えたら、必ず誰かに添削を依頼しましょう。
書き上げた志望動機が、分かりやすく、適切な構成で書けているかどうか不安に思ったら、自分以外の人に読んでもらうことが非常に有効です。
なぜなら、客観的なアドバイスを自分の志望動機に活用することで、志望動機の精度が上がり、より選考に通りやすくなるからです。
これは志望動機に限った話ではなく、ESや面接で聞かれる内容は、自分で回答例を考えた後、必ず誰かの添削を受けて、客観的な意見を取り入れることが大切です！
さらに、人以外にもAIに添削をお願いしてみるのも非常に有効な手段です。
就活AIに志望動機を添削してもらおう！
100字の志望動機が書けたら、AIに添削をお願いすることがおすすめです！
就活においては、AIを上手に活用することで、通過率を上げる志望動機を書き上げることができます。
最近では、様々な就活AIサービスがありますが、その中で最もおすすめしたいのがSmartESです！
自分の書いた志望動機が「本当にこれでよいのか」と不安になったら、ぜひこのSmartESを利用して、他の学生に負けない強い志望動機を完成させましょう！
SmartESってどんなサービスなの？
SmartESは、ESの作成に特化したAIサ－ビスで、選考を通過した約10万件のESのみを学習した圧倒的データ数を誇るAIです。
他のAIサービスとは違う質の高い志望動機を重点的に学習しているため、文章構成が難しい100字の志望動機を、自然で一貫性のある内容になるように無料で作成してくれます。
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【志望業界別】100字志望動機 例文3選
ここまで述べてきた、100字で志望動機を書くときのポイントを踏まえて、実際の先輩の志望動機を見てみましょう。
ここでは、各業界ごとに志望先から内定をもらっている先輩方の100字指定の志望動機をまとめました。ぜひ、自分の志望動機を書く際の参考にしてみてくださいね。
例文① メーカー
貴社を志望するのは、食の力で笑顔を作りたいからだ。留学で貴社の〇〇を笑顔で食べる現地の方を見て、海外でも生産を行う貴社ならば国内外の人を笑顔にできると確信した。語学力で貴社のグローバル展開を支えたい。
例文② コンサル
「顧客視点」という理念に共感し、貴社を志望する。アルバイトでは塾講師として生徒の立場から苦手を分析し、志望校合格に導いた。この経験を生かし、顧客に真摯に寄り添う解決策の提示によって貴社に貢献したい。
例文③ 広告
私は、自分のアイデアで人の心と体を動かしたい。広告代理店の長期インターンで培ったデータ分析から、有効な宣伝方法を考案する力を生かし、貴社で消費者の心を動かし、行動を変える創造的な広告を提案したい。
まとめ
最後に、100字で志望動機を聞かれたときの作成方法について解説したこの記事を簡単にまとめると、以下のようになります。
- 100字の志望動機では、「短くまとめる力」が評価されている！
- 100字指定の志望動機には、必ず盛り込むべき4つの要素が存在する
- 文字数を減らすためのコツを知って、自分の伝えたい内容を100字で、明確につたえよう！
- 自分で書いた志望動機に自信がなければ、SmartESを利用するのがおすすめ！
志望動機は、どの企業に行っても必ず聞かれる最重要事項のうちの1つです！
おそらく、誰でも最初のうちは100字で自分の伝えたいことを、伝えきることは難しいと感じてしまうでしょう。
しかし、今回ご紹介した100字で志望動機を書く際に押さえるべきポイントに沿って、企業の評価基準を確実に理解した上で書き進めていけば、誰でも間違いなく説得力のある、志望動機を作ることができます！
この記事が皆さんの助けになれば幸いです。
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