『自分の仕事が誰かを救っているという実感ー長期インターンで気づいた社会貢献へのやりがい』

インタビューした長期インターン生

名前:高尾 宙歩さん

大学:立命館大学 国際関係学部 国際関係学科

入社企業:株式会社サニーサイドアップ

卒業年次:2025年

在籍期間:2024年9月~現在(2024年9月時点)

今回は、立命館大学に在籍されている高尾 宙歩さんにお話を伺いました。

高尾さんは株式会社サニーサイドアップさんへ長期インターン生として入社され、営業を担当されています。

今回は、高尾さんが長期インターンに挑戦された経緯実際の業務について伺っていきます。

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1. 長期インターンを始める前について

ー最初に、長期インターンを始める前の大学生活について教えてください!

高尾さん
高尾さん

アルバイトサッカーサークルの活動が中心の大学生活でした。アルバイトでは飲食店や家庭教師を掛け持ちしていて忙しく過ごしていました。

ー長期インターンに参加する前は、長期インターンに対してどんなイメージを持っていましたか?

高尾さん
高尾さん

聞いたことはありましたが、具体的なイメージは全く湧いていませんでした。「何をするのか」「どのように社会に役立つのか」については漠然としか理解しておらず、社会人になるための良い経験になるのではないかという程度の理解でした。

ー高尾さんが長期インターンを始めたきっかけは何ですか?

高尾さん
高尾さん

きっかけは、就職活動に備えて何か経験を積んでおきたいという思いからです。人と関わることが好きでもともと営業職に興味があったため、長期インターンを通じてそのスキルを学びたいと考えていました。また、社会人になる上でのマナーやスキルを身につけておきたいと思い、参加を決心しました。

ー就職活動を見据えての挑戦だったのですね!参加に際して活用してくださった弊社のキャリアアドバイザーとの面談はどうでしたか?

高尾さん
高尾さん

私の現状や希望をしっかりとヒアリングしていただき、忖度なく率直なアドバイスをもらえたことが印象的でした。そのおかげで、自分の立ち位置を客観的に見直し、長期インターンを通じてどのようなスキルを身につけるべきかを明確にすることができたと実感しています!

2. 長期インターンについて

ーここからは、高尾さんの長期インターン先での経験について詳しくお伺いします!まずは、長期インターン先である株式会社サニーサイドアップさんでの業務内容を教えてください。

高尾さん
高尾さん

街頭での営業活動です。具体的には、駅前や商業施設でブースを設置し、通行人の方に対して子どもたちへの支援をお願いするという仕事を行っています。

ー株式会社サニーサイドアップさんの雰囲気を教えてください!

高尾さん
高尾さん

社内の雰囲気はとても温かくて、社員一人ひとりが適度な距離感を保ちながらも協力し合える環境です。社員の方々が非常に親切で、就職活動の相談にも親身に乗ってくださる方が多くいます。インターン生同士も支え合いながら、時には良きライバルとして切磋琢磨できる関係を築けています。こうした温かい人間関係が、私がこのインターンを続けられている理由の一つでもあります。

ー株式会社サニーサイドアップさんの長期インターン生としてのスケジュールを教えてください。

高尾さん
高尾さん

週に2回月に8回の勤務が基本です。1日の勤務時間は朝9時半から夕方6時半までで、フルタイムでの営業活動を行っています。

ー高尾さんが営業を行う上で、自分の中で何か目標を立てていますか?

高尾さん
高尾さん

私は毎回1人の支援者を見つけることを目標にしています。これが意外と難しくて、営業トークを工夫しながら日々の業務を通じて達成するための努力を続けています。

ー根気のいるお仕事だと思いますが、高尾さんが街頭での営業活動をする時に意識していることはありますか?

高尾さん
高尾さん

最も意識しているのは、相手の立場に立って考えることです。支援をお願いすることが相手にとって迷惑であるかもしれないという不安を持ちながらもありつつ声をかけるのが本音です。しかし、その支援が必要な子どもたちのためになるという熱意が伝わるような話し方を心がけています。先輩や同期から自分の声のかけ方や話し方についてフィードバックをもらい、それを踏まえて試行錯誤を繰り返す日々です!

ー自分のお仕事の意義を大切にされながら働かれているのですね。そんな営業を行う中でで「やりがいを感じる瞬間」はどのような時ですか?

高尾さん
高尾さん

支援が必要な子どもたちに実際に支援が届いたことを知った時です。ほんの少しでも困難な状況にある子供達のために自分が貢献できた気がして「また頑張ろう」と思えるんです!仕事を通じて社会に貢献できていると実感する瞬間が、私にとってのモチベーションになっています。

ー反対に、辛いと感じたり大変だと感じる時期はありましたか?

高尾さん
高尾さん

一番辛いと感じたのは、営業成績が思うように上がらなかった時期です。他のインターン生が成果を上げている中で、「なぜ自分はできないのか」と自分を責めてしまうことがありました。また、通行人の方から煙たがられて心ない言葉をかけられた時は精神的にも辛かったです。それでも、仲間や先輩たちと活動の意義を確認し合い、お互いにアドバイスし合うことで乗り越えてここまで続けてこられました

ーやりがいも辛さも感じる中で、高尾さんご自身に何か変化はありましたか?

高尾さん
高尾さん

長期インターンを通じて、コミュニケーション能力と対人スキルが大きく成長したと感じています。最初は全く知らない人に話しかけることに躊躇していましたが、営業活動を続ける中で相手の不安を引き出し、解消することで信頼関係を築く力が身につきました。また、インターンを通じて社会貢献の意識も深まり、就活を進める上でもそうした「自分の大切にしたい価値観」を尊重できるような企業を探すようになりました

ー長期インターンで「仕事」というものを体験することができたと思いますが、「仕事」の捉え方に変化はありましたか?

高尾さん
高尾さん

仕事とは単なる生計を立てる手段ではなく、社会に対して何らかのインパクトを与えることだという考えが強まりました。「生きていくために働く」というイメージが強かったのですが、この長期インターンを通じて「働くことに誇りを持てるようになりたい」と思うようになったんです。社会に貢献できるような仕事が自分にとって誇りに繫がるのではないかというこれまで知らなかった自分の思いも明らかになりました。

3. 今後について

ー仕事を通して社会に貢献する意義を学んだ高尾さんが今後挑戦していきたいことは何ですか?

高尾さん
高尾さん

今後は関西地区で営業成績トップ10に入ることを目標にしています。今のインターン先の企業では関西地区内での個人順位を競っているので具体的な数値目標に向かって一層頑張りたいです!また、専門商社での業務を視野に入れているため、英語や中国語の学習を通じて国際的なビジネスに対応できるよう準備しておきたいと考えています。

ー高尾さんの今後の挑戦、応援しております!最後に、現在長期インターンに参加しようか迷っている人たちに向けて、メッセージをよろしくお願いします!

高尾さん
高尾さん

長期インターンは、社会人としてのスキルや経験を積む絶好の機会です。ただ、私は単に就職活動のためだけに参加するのはおすすめできないかなと思います。目的が明確でないと続かない可能性が高いからです。しかし、社会人としての準備や新しいスキルを身につけたいという強い意志があるなら、長期インターンは本当に貴重な経験となるのではないでしょうか自分自身を成長させるためのチャレンジを恐れずに、ぜひ一歩踏み出してみてください

ー高尾さん、本日はお時間いただき貴重なお話をありがとうございました!

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